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東大阪・瓢箪山のカフェ「K2」でミニ写真展 生駒山系からの夕景テーマに

乙葉宗宏さん

乙葉宗宏さん

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 近鉄奈良線・瓢箪山駅近くの「Cafe&Gallery K2 ひょうたん山の秘密の部屋」(東大阪市客坊町、TEL 072-951-3953)で6月1日、ミニ写真展「夕暮れやまねき紀行」が始まった。

壁面には夕景の写真を展示

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 東大阪市在住の乙葉宗宏さんは、アパレル系の企業に務める傍ら、「休日フォトグラファー」として自然や街の風景を撮影している。スマートフォンを使い始めた2012(平成24)年、会社の先輩に誘われランニングをするようになり、走りながら自然や花、山などを撮り始めたという。昨年4月に初めてミラーレス一眼カメラを購入し、月に1回程度、アジサイやひまわり畑、コスモス畑などを撮りに行くようになり、白馬、木曽路、白川郷を巡る2泊3日の撮影旅行にも出掛けた。

 半年ほど前に同店を訪れた乙葉さんが趣味の写真の話をしたところ、店主の吉川紀美さんに「ここで写真展をしたら」と声を掛けられた。乙葉さんが先月まで住んでいた枚岡ではベランダからきれいな夕日が見え、南は大和川、北は石切トンネルの手前まで夕焼けの写真を撮りためていたため、何かの形にできればと今回の写真展のテーマに夕景を選んだ。

 18枚の写真を一つにした作品では11月の夕暮れを想定し、さまざまな場所で撮影した写真で15分ごとに色が変わる様子を表現。「1時間半ぐらいかけて日が沈んでいくが、沈む前、沈んだ後の空が真っ赤な状態、その後の青紫色と、色の変化が面白い」と乙葉さん。同展では、乙葉さんが撮影した夕景や花などの写真を使ったポストカードの販売も行う。

 「自然と街並みが好きで工場地帯なども撮っている。今、撮っている被写体をもっと掘り下げて、カメラの機能を知って技術を磨いていきたい」と意欲を見せる。

 同店では現在、新型コロナウイルス感染症対策として、「お一人さま専用カフェ」を営業している。テーブル席は一人席にし、カウンターには間仕切りを設け、個室は家族のみの利用に限定して営業している。

 営業時間は11時~18時。木曜定休。6月17日まで。

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