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東大阪・旧河澄家で七草がゆ振る舞いイベント 明治時代の大釜で炊く

旧河澄家の大釜

旧河澄家の大釜

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 東大阪市指定文化財の旧河澄家(東大阪市日下町7、TEL 072-984-1640)で1月8日、明治時代の大釜を使ったイベント「カマドで七草粥(がゆ)」が開催される。

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 近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科教授の峰滝和典ゼミでコミュニケーション論を学ぶ学生が、地元の再認識と文化の発信をコンセプトに、同施設の指定管理者であるアスウェルとともに2015年度から取り組む同施設のPRプロジェクト。今年は、外国人を対象に河内木綿を使ってこいのぼりを作るイベントや、小学生以上を対象にした万華鏡作り&流しそうめん大会を企画し、準備から当日の運営まで担当した。

 今回は、同施設内に1898(明治31)年ごろに作られたとされる大釜で炊く七草がゆを振る舞うイベントを企画。敷地内で育てられた大根を使って学生が漬けた漬物とともに提供する。レンコンなど、野菜で作ったはんこを使った絵はがき作りや昔遊び体験ブースも設ける。昨年はおかゆを振る舞うイベントを開催し、高齢者やファミリー層など約300人が参加した。

 先輩から引き継ぎ初めて主担当をする2年生の川辺彩加さんは「地域の方に関心を深めていただける企画を検討し、ここまで準備をしてきた。企画や事前準備の難しさを実感したが、昨年以上に多くの方に参加していただけたら」と話す。

 開催時間は10時~14時。限定300食。参加無料。申し込み不要。

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