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東大阪で「布施プロレス」初開催 バルとの相乗効果で商店街ににぎわい

第1回「布施プロレス」

第1回「布施プロレス」

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 「街の駅 クレアホール・ふせ」(東大阪市足代北2)で10月21日、「布施プロレス」が開催された。

場外乱闘もあり、会場の外まで多くの人が集まった(関連画像)

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 布施エリアの商店街連合組織「布施商店街連絡会」と有志による実行委員会が、地域プロレスで商店街の活性化を図ろうと企画。地域店舗からの協賛を得て開催にこぎ着けた。入場無料で開催するイベントだが、リングサイドには90席のみ有料協賛席を設置。販売開始時には長蛇の列ができた。

 試合開始前には、「見に行くほどプロレス好き」という布施戎2018年度ミス福娘の坂井裕美さんと、実行委員長を務める同連絡会の加茂守一さんがリングに上がり、開会のあいさつ。吉野恵悟レフェリーの掛け声で「第1回布施プロレススタート」と観戦客が声を合わせ、試合が始まった。

 第1試合は”brother”YASSHI(以下、敬称略)と青木雄基のシングルマッチで、会場には初めてプロレスを見る人も多く、まだ会場の空気は少し硬かったが、第2試合のタコヤキーダー、アルティメット・スパイダーJr.対ツバサ、木下亨平のタッグマッチでは、タコヤキーダーとアルティメット・スパイダーJr.がリング上でダンスを披露し、試合では笑いを誘い場を和ませた。

 その後は、来場した子どもを対象にした「ちびっこプロレス教室」を開催。前転やスクワットなど、レスラーの練習メニューに挑戦し、最後は子ども5人とタコヤキーダーが相撲対決。5人がかりでロープ際に追い込み子どもたちが勝利した。

 第3試合のMIYAWAKI、ボディガー、ドレイク森松の3WAYマッチでは、もつれ合い場外乱闘に展開。ホールを飛び出し、アーケードの下での乱闘に、通行人らも足を止め見入っていた。第4試合には、布施商店街のキャラクター「ふせロボくん」が対戦時の姿「バトルモード」で登場。ビリーケン・キッドとタッグを組み、デビュー戦を白星で飾った。

 試合の合間には、当日周辺で開催されている「布施えびすバル」や「妖怪あつめ」「ナイトフリーマーケット」などのイベントや、プロレスの開催に合わせて布施ラインシネマで上映が決まった映画「パパはわるものチャンピオン」などを紹介。観戦客の中には、バルに参加しているという人も多く、イベント同時開催の相乗効果が見られた。

 試合に出場した全12選手が参加する特別試合では、主役であるはずのふせロボくんが最初に離脱。複数人で一人ずつ倒すなど入り乱れながら、最後はダイナマイト野崎がタコヤキーダーとアルティメット・スパイダーJr.の2人を同時に押さえ込み、賞品の牛肉を手にした。

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