近鉄布施駅近くに9月20日、クラフトビアパブ「Craftbeer Tavern(クラフトビア タヴァン)」(東大阪市長堂2、TEL 06-6783-3663)がオープンした。
布施の商店街にあるビル2階で2003(平成15)年から「Bar STAX(スタックス)」(長堂1)を経営している元光一倫さんが店主を務める。スタックスはカウンターメインのバーで、「多くの人が集まるスポーツバーをしたかったことと、ここ2~3年クラフトビールにはまっていて本格的なクラフトビールを提供したいという思い、ラグビーワールドカップ開催のタイミングが重なった」ことから、駅北側に新しく店を出した。店舗面積は60坪。
店舗外観は、元光さんが好きな色で「ビールをイメージしたオレンジ色」が目を引く。内装はクロスにこだわった。席数は、人工芝を敷いた「フィールド」部分に60席、カウンター席なども含め計100席を設ける。店内には200インチのスクリーンを設置し、スポーツ観戦などが楽しめる。
カウンター内にはクラフトビール専用のビールサーバーを設置し、国産クラフトビールを中心に常時8種類のクラフトビール(Mサイズ=800円、Lサイズ=1,200円)をそろえる。このほか、ハイネケン(Mサイズ=600円、Lサイズ=800円、LLサイズ=1,000円)も用意する。フードは、フィッシュ&チップス(600円)、ソーセージ3種盛り(600円)、アヒージョ(700円)など約20種。キャッシュオンで提供する。客単価は2,000円~2,500円。
「オープンから2週間だが予約で埋まっている日もあり、思っていたより反響がある」と元光さん。11月からはランチとカフェ営業も始める予定といい、「これから冬メニューやパーティーメニューも増やしていきたい」と意気込む。「布施には通りに面している、人目につくギャラリーが少ない」と、店内には10坪のギャラリースペースを設け、今後、ギャラリーや物販スペースとしても貸し出す方針という。
「スポーツバーで始めたが、イベントや昼間のセミナーなどいろんな使い方ができる。スポーツに限らず、自主企画、持ち込み企画問わずイベントをしていきたい」と意欲を見せる。
10月12日は18時45分から、東大阪市出身のプロラグビーコーチ・二ノ丸友幸さんと、パナソニックワイルドナイツの竹山晃暉選手を招き、翌日開催予定のラグビーワールドカップ2019日本対スコットランド戦の見どころなどを解説するトークイベントを開く。参加無料(要クラフトビール1杯以上注文)。申し込みは「週刊ひがしおおさか(https://www.w-higa.com/55633)」サイトで受け付ける。台風による中止の場合は同サイトで知らせる。
営業時間は16時~24時。