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東大阪市立永和図書館が開館 商工会議所と連携、ビジネス支援コーナーも

館内の様子

館内の様子

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 移転のため閉館していた東大阪市立永和図書館(東大阪市永和2、TEL 06-6730-6677)が5月22日、オープンした。

地場産業関連や中小企業の資料が並ぶビジネス支援コーナー

 永和図書館は1947(昭和22)年に中央公民館内に併設する形で開館し、1957(昭和32)年、近鉄河内永和駅前で独立開館。2012(平成24)年に老朽化に伴い休館し、布施駅前のヴェル・ノール布施内に暫定施設として開館した。旧市民会館跡地に建てられた商工会議所会館1階に新図書館が完成したため1月7日に暫定施設を閉館。3月7日に開館する予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開館が延期になっていた。

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 約1300平方メートルの館内には約19万冊の蔵書があり、滞在型図書館を目指して閲覧席は100席に増やした。ビジネス支援コーナーには電源とWi-Fiを備え、地場産業に関連する書籍や業界新聞、大阪府内に本社を構える企業の社史、資格や起業に関するものなど、3000冊の書籍や資料を集めた。商工会議所やハローワークと連携し、専門機関の紹介や情報収集を支援する窓口を設ける。

 郷土資料のコーナーには、1号から現在までの市政だよりや市史、行政資料、文化財などの資料をそろえ、シニア向け・バリアフリー図書のコーナーには年配者向けのパソコンやスマートフォン、食事などの書籍、大型活字本、手話、点字、介護関係の書籍が並ぶ。視覚障がい者向けの録音図書は電話で受け付け郵送も可能で、予約制で利用できる対面朗読の個室も設ける。

 幼児・児童向けのコーナーは、童話や子ども向けの音楽CDをそろえ、絵本は大人向けのものも合わせて並べる。ベビーカーで通れるよう通路を広くしており、現在は中止しているが、児童向けの紙芝居や乳幼児向けの「おはなし会」も開催する予定。以前はスペースの狭かったYAコーナーも充実させた。

 現在は、9時~17時と時間を短縮して開館しており、館内閲覧は中止。50人ずつ30分の入れ替え制で、貸し出し、返却、予約受付、新規登録のみ利用できる。5月31日までは、貸出冊数を20冊、貸出期間を3週間としており、6月以降は通常通り10冊までを2週間の期間で貸し出す。

 移転して初めての日曜日だった5月24日には654人が利用した。北田喜文館長は「新規登録件数も多く、移転したことでこの地域の人がまた利用してみようかと思ってくれたのでは」と話す。

 当面は時間短縮で開館する。平常時の開館時間は9時~21時。

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