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東大阪・旧河澄家で「祭礼展」 旧・日下太鼓台のふとん締めなど展示

会場にはミニチュアのふとん太鼓が並ぶ

会場にはミニチュアのふとん太鼓が並ぶ

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 東大阪市指定文化財「旧河澄家」(東大阪市日下町7、TEL 072-984-1640)で10月3日、ふとん太鼓やだんじりのミニチュアなどを集めた企画展「祭礼展」が始まった。

旧・日下太鼓台のふとん締めの刺しゅう

 例年10月中旬に行う枚岡神社(出雲井町)の秋郷祭と、石切劔箭(いしきりつるぎや)神社(東石切町1)の秋季大祭に合わせて企画した同展。5年目となる今回は、東大阪市内在住の大宮顕秀さん所蔵のミニチュアふとん太鼓やだんじりを中心に、石切劔箭神社の氏子地区や祭礼の様子を展示する。

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 見どころは、昨年の秋季大祭が最後の披露となった、約100年運行した日下地区の先代太鼓台を飾っていたふとん締めの刺しゅうと土呂幕の彫刻。ふとん締めの刺しゅうは、源平、山崎、関ヶ原、桶狭間、それぞれの合戦で戦った武将の姿をかたどったもの。このうち、源平の合戦の源頼朝と平清盛、山崎の合戦の明智光秀と豊臣秀吉の4点を展示する。源平合戦の様子が彫られた土呂幕の彫刻は、4面全てを展示。通常、祭りでしか見ることができないふとん太鼓の装飾を近くで見られる機会は少ないという。日下地区のふとん太鼓は今年新調したが、新型コロナウイルスの影響でまだ未公開となっている。

 館内には、ミニチュアふとん太鼓とだんじり18台や、ふとん太鼓の装飾をモチーフにした彫刻、石切劔箭神社の夏季大祭・秋季大祭や枚岡神社の秋郷祭、だんじりに関する写真と解説パネルが並ぶ。パネルは、それぞれの太鼓台の特徴や製作年、型式など、説明を充実させたという。

 10月11日は、浪花粋囃楽団(なにわすいそうがくだん)による、だんじりばやしと「龍おどり」の公演を行う。開催時間は14時30分~15時30分。参加無料。要事前申し込み。電話とウェブサイト内問い合わせフォームで受け付ける。

 同館統括責任者の堀木昌彦さんは「毎年展示の内容が充実してきている。今年は新型コロナの影響で行事は行われないので、そのぶん旧河澄家でふとん太鼓を楽しんでもらえたら」と話す。

 開館時間は9時30分~16時30分。月曜休館(祝日の場合、翌日)。入館無料。11月3日まで。

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