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東大阪・花園「お野菜料理ふれんちん」監修のレトルトカレー、コロナ禍で再注目

オーナーシェフの白山登茂和さん

オーナーシェフの白山登茂和さん

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 近鉄奈良線・河内花園駅近くの「お野菜料理 ふれんちん」(東大阪市花園本町1、TEL 072-961-4910)が監修したレトルトカレー「河内花園ふれんちん 野菜ミルポワカレー」がコロナ禍で再注目されている。

「河内花園ふれんちん 野菜ミルポワカレー」商品パッケージ

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 オーナーシェフの白山登茂和さんは、金沢、京都、フランスでフランス料理の修業を積んだ後、地元東大阪で2008(平成20)年に「レストランふれんちん」をオープン。翌年にはジュニア・ベジタブルフルーツマイスターを取得し、2010(平成22)年に現在の場所で「お野菜料理 ふれんちん」としてリニューアルオープンした。

 同店では、旬の地場産野菜と国産食材を使った「地産地食」に取り組んでおり、現在は新型コロナウイルスの影響で休止しているが、東大阪市内の若手農家が作った野菜を店頭で販売するイベントなどを開いている。

 レトルトカレーは食品ギフトの企画開発・卸などを手掛けるオリジナル・フィールド(長田東)がラグビーワールドカップの時期に合わせて発売しようと企画。同店では、「こどもsmile!!レストラン(こども食堂)」や地域のイベントでカレーを提供していることから、白山さんの監修で「トマトや香味野菜など、野菜中心のカレー。小さいお子さんでも食べられるよう辛さは控えめに、香りをスパイシーにした」とし、レトルト食品などのOEM、共同開発を手掛けるキャニオンスパイス(泉南市)が製造した。

 同商品は、東大阪市のふるさと納税の返礼品にも採用されており、発売当初は売れていたものの、その後はあまり動きがなかったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出や外食の自粛が求められると再び売れ始めたという。同店では現在、ランチタイムは前日までの予約制でランチコースのみ提供、ディナータイムはプレート料理やオードブルのテークアウトを中心に営業しており、「食事やテークアウトを引き取りに来た人がお土産に買っていってくれている」と白山さん。

 価格は410円、数量限定。

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