近鉄布施駅近くにポーカーハウス「POKER parq(ポーカーパーク)」(東大阪市足代新町4、TEL 06-4308-8200)がオープンして1カ月がたった。
同店オーナーの三久保城司さんは、日本での健全なポーカーの普及を目指す「日本ポーカー協会」の理事で、プレーヤー歴は16年。最初は「ポーカーの何が面白いのか分からなかった」というが、「ポーカーは心理戦で人生観が出る。他人のアクションを振り返りながらプレーをし、瞬時に判断しなければならないところに魅力を感じて奥深さにはまっていった」という。WSOPなどポーカーの世界大会などに出場した経歴を持ち、「初心者や若い人たちにポーカーを楽しんでもらえる場所になれば」と、店を開いた。東大阪市内には、アミューズメントカジノバーは数軒あるが、ポーカー専門店の出店は同店が初めて。
約45坪の店内にはポーカーテーブル8台を設置。「ポーカーハウスは暗くてゴージャスなイメージだが、明るく健康的なイメージで若い人や女性も入りやすくした」と三久保さん。店内は禁煙で、純粋にポーカーを楽しんでもらおうと度数の高いアルコール類は提供していない。店内ではテキサスホールデムを楽しむことができ、初心者には随時講習を開く。通常営業以外には、店独自のトーナメントや全国大会の予選会場として営業する。
料金は、チップ1万点(1ドリンク付き)=1,000円など。ドリンクは、ソフトドリンク=500円、ビールやハイボールなどのアルコール類=700円。フードは持ち込み可。入店は18歳以上。
オープンから1カ月がたち、「経験者が多いがまったくの初心者も来店しており、女性1人の来店もある。20歳前後~40代の利用が多く、1時間だけ利用する人もいる」という。三久保さんは「学生も来るのでサークルを作るサポートなどもこれからしていきたい。世界ではサッカー人口と同じぐらいポーカー人口がいる。国内外の大きな大会に輩出できるプレーヤーを育てたい」と意欲を見せる。
営業時間は17時~0時(土曜・日曜・祝日は13時から)。