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東大阪・枚岡神社で「お笑い神事」 20分笑い続けて新年に福を

枚岡神社注連縄掛神事(通称=お笑い神事)

枚岡神社注連縄掛神事(通称=お笑い神事)

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 枚岡神社(東大阪市出雲井町、TEL 072-981-4177)で12月23日、「注連縄掛神事(しめかけしんじ、通称=お笑い神事)」が執り行われる。

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 初めて祭りを行い、祝詞を奏上したとされる天児屋根命(あめのこやねのみこと)を主祭神として祭る同神社。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れた際、天児屋根命が岩戸の前で祝詞を奏上し、神々の笑い声で天照大神が岩戸を開いたという日本神話にならい、笑うことで福を招き新年の開運を願う年末の神事として行われている。同神事は「正確にはわからないが、江戸時代以前より執り行われている」といい、東大阪市無形民俗文化財に指定されている。

 昨年までは12月25日に行われていたが、今年は天皇誕生日に合わせ23日に執り行う。当日は8時30分から氏子総代が白装束姿で新しいしめ縄を準備し、掛け替えが終わる10時ごろから神事が執り行われる。宮司の「アッハッハー」の笑い声に続き3回笑った後、20分間自由に笑い続ける。

 11時以降は、声の大きさだけでなく笑い方や表情などを競う笑いのコンテスト「大笑い競べ(くらべ)」や大道芸、演舞、笑いを取り入れたヨガなど、さまざまなイベントが行われ、参道広場ではハーモニカ演奏やしめ縄飾りの授与が行われるほか、笑福汁、笑福ケーキ、ラグビーカレーパンなどの模擬店が並ぶ。

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