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東大阪市民美術センターで「水野勝規展」 東大阪テーマの映像作品など14点

水野勝規さんと恩智川で撮影した作品「sync cord」

水野勝規さんと恩智川で撮影した作品「sync cord」

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 東大阪市民美術センター(東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313)で9月3日、水野勝規展「SCENERY」が始まった。

生駒山から撮影した作品「night face」

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 映像作家の水野勝規さんは、1982(昭和57)年三重県生まれ。2004(平成16)年、カーネギーメロン大学短期交換留学、2005(平成17)年、名古屋造形芸術大学美術学科総合造形コース卒業、2008(平成20)年、京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻造形構想修了。2003(平成15)年第1回超短編映画「北斎賞」準グランプリ、2004(平成16)年イメージフォーラム・フェスティバル2004一般公募部門審査員特別賞、2021年茨木映像芸術祭準グランプリなどの受賞歴を持つ。

 企画展のオファーの際に「東大阪をテーマにした新作を作ってほしいと依頼された」と水野さん。京都を拠点に活動し、あまり東大阪を訪れたことのなかった水野さんは、「町工場や街中の印象しかなかった。大阪に山のイメージがなく、生駒山が県境であることにも興味を持った。ものづくりのまちのイメージだが、すぐ隣に自然があることを取材で知った」という。

 2階展示室入り口近くには、屏風絵の「二曲一双」から着想した2画面の作品を展示。恩智川に2台のカメラを同時に置き、編集で時間をずらすなどして、一つの川に見えるが別々の時間が流れる作品とした。隣では、和室の円窓から着想したという、早朝の川の水面に映り込む草花を撮影した作品を展示する。

 生駒山の広場から撮影した作品「night face」は、「広場には1本の木が立っていて、夜景だけを撮りがちだが少し引くと光が花のように見える」と水野さん。日下新池の水面を撮影した作品は天地を逆にし、虚像を実物のように編集しているという。

 1階の特別室には、「撮影中の生駒山で姿は見えないがウグイスの鳴き声がはっきり聞こえていたのが印象的だった」と、ウグイスの声に合わせた桜の映像を展示。茶室では、暗峠に「弘法の水」があることにちなみ、過去に収録した湧水の音と、空海ゆかりの再度山で撮ったブルームーンの映像を合わせて展示する。常設展示ケースでは、東大阪で撮影する中で印象に残った「山」「水」「菜の花」をイメージした作品を飾るなど、全館を使い、14作品を展示する。

 水野さんは「撮っている素材は誰もが見ることができる光景だが、日ごろ生活する中でじっと見ることが少ない。ちょっと足を止めるだけで発見があったり、非現実的に見えたりする。少し足を止める時間を作ってもらえるとうれしい」と話す。

 9月11日と18日(14時~15時)は学芸員がギャラリートークを行う。

 開館時間は10時~17時(9月17日は20時まで)。月曜休館。入場無料。9月20日まで。

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