「ジョイントハンズ花園」が6月12日、「東大阪市花園中央公園 多目的球技広場 陸上競技場」(東大阪市松原南1)で「走る・跳ぶ・投げる 親子記録会」を初開催した。
花園中央公園を拠点に活動するジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ、JFLサッカークラブのFC大阪、関西独立リーグの06BULLS(ゼロロクブルズ)の3チームが東大阪市民の健康増進とスポーツを通じた地域活性化を目的に、昨年11月に結成した「ジョイントハンズ花園」。これまで、ラグビーの試合の日に試合会場前でラグビー、サッカー、野球の体験ブースを開設するなどの活動に取り組んできた。
この日の親子記録会には3チームの選手とスタッフが参加。身体の成長と健康をテーマに、ラグビー、サッカー、野球の要素も取り入れて考案した準備運動「ジョイントハンズ体操」に始まり、3競技を行った。
50メートル走のエリアでは、花園近鉄ライナーズの髙野蓮選手が「ポイントは手を振ること」など参加者にアドバイスした。参加者はそれぞれ2回ずつ走り、タイムを計った。スローイングのエリアでは、重さ約1キロのボールを頭の上からスローイングする競技をゼロロクブルズが担当した。「重さを利用して投げると遠くに飛ぶ」などのアドバイスの下、子どもたちは大人の投げる距離に驚いていた。FC大阪の立ち幅跳びのエリアでは、身長に合わせて目標を決め、記録に挑戦した。
ゼロロクブルズの奥田一弘選手は「イベントを通じて体を動かすことの楽しさや選手との交流を楽しんでもらおうと意識した。子どもたちが元気よく無邪気に取り組んでいる様子がよかった」と話す。
スイミングとテニスを習っているという小学4年の息子と一緒に参加した母親は「いつもテニスで勝負をしているので、子どもと一緒に記録を測ってみるのが面白そうだと思い参加した。50メートル走は子どもに負けたくないと頑張って走って勝った。立ち幅跳びは初めて挑戦したが、意外と跳べるもんだなと思った」と笑顔を見せていた。