さわかみ関西独立リーグの球団「大阪ゼロロクブルズ」が10月17日、藤井秀悟GM補佐兼投手コーチが新監督に就任したと発表した。
藤井新監督は、愛媛県立今治西高校から早稲田大学に進み、2000(平成12)年、ヤクルトに入団。翌2001(平成13)年には14勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得した。現役時代は4球団を渡り歩き、通算83勝を挙げた。引退後は2015(平成27)年~2019年に巨人で打撃投手、2020年~2021年はDeNAで球団広報兼打撃投手を務め、2022シーズン、06BULLS(ゼロロクブルズ)のGM補佐兼投手コーチを務めた。
就任に当たり藤井新監督は「リーグ優勝、そしてNPBへ輩出するべく全力で取り組んでいく。関西独立リーグのため、東大阪のため、しっかりと努めたい」と意気込む。
ヘッドコーチには元阪神の浅井良さん、バッテリーコーチには日本ハム、中日、楽天でプレーした小山(おやま)桂司さんが就任した。谷口功一代表兼GMは継続となる。
浅井新コーチは「9年ほど現場を離れていたが、今までの経験や知識を選手たちに伝えて、一人でも多くの選手をNPBに輩出できるように藤井監督を支えていきたい」、小山新コーチは「プロに入ってから3チームで5回のリーグ優勝を経験した。捕手として、故・野村監督に教えていただいたID野球を若い選手に伝えていきたい」とコメントを寄せた。
2022シーズンは、4チーム中3位に終わった06BULLS。2023シーズンからは球団名を「大阪ゼロロクブルズ」に改め、活動する。
11月20日10時~16時には、本拠地の花園セントラルスタジアム(東大阪市松原南1)でファン感謝イベント「ゼロロク サンクス フェスタ」を開催する。