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小阪エリア一帯で「小阪まちゼミ」 店主らがプロの技伝授

写真左から参加者の勝間田春夫さん、玲子さん、「Peperoncino」の伏木義人さん

写真左から参加者の勝間田春夫さん、玲子さん、「Peperoncino」の伏木義人さん

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 近鉄奈良線「河内小阪」駅周辺で現在、店舗スタッフが講座を開く「得する街のゼミナール 小阪くらしの大学」が開催されている。

シャツのアイロン掛け講座の様子

 「昔から住んでいる人は生活の一部になっているが、新しく転入してきた人にとっては商店街の店は入りにくい。まずはいろんなお店があるのを知ってもらいたい」との思いから2013年春に始まった同イベント。春と秋の年2回開いており、今回で5回目を迎える。毎回イベント終了時には参加店舗が集まって参加者の声などを発表し、次回の講座企画に生かしている。今回は25店舗が参加、37講座を用意した。

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 同イベントでは、「食べる」「作る」「パソコン」「生活」など10のカテゴリーの講座を用意。富山珈琲焙煎所(小阪1)によるスペシャルティーコーヒー飲み比べや、タイ古式マッサージRese(小阪本町1)のハーブボール体験、ウェブサイト「週刊ひがしおおさか」(下小阪1)による東大阪の歴史解説やイナバカメラ(小阪本町1)による手作りカレンダー教室など、多彩なプログラムを用意する。

 今年初めて同イベントを知り、夫婦で複数の講座に参加しているという勝間田春夫さんと玲子さんは取材当日、セレクトショップ「Peperoncino」(菱屋西)で開かれたシャツのアイロン掛け講座に参加。講師となった同店の伏木義人さんの解説を、メモを取りながら熱心に聞いていた。

 「パソコン講座なども年寄りは諦めているから始めるきっかけになるし、アイロン掛けも役に立つしコツがわかった。自分でやってみようという気になり趣味が広がる」(春夫さん)、「お店で会話をしながらするのが大切では。参加するとこういうお店があるって宣伝したくなるし、若い人が頑張っていると地域の人も商店街が寂れないように応援したくなる」(玲子さん)といい、「家に帰ってやってみてるし、分からなければまた聞きに来ている」と笑う。

 小阪まちゼミの会代表の大西史洋さんは「日頃している仕事で生活のためになることを教えられたら関係が築けるのではと始めた。店同士の横のつながりも強くなり、いろんな事業も連携してできる。どこかで店舗を出そうと考えている人の判断基準にもなるのでは」と話す。

 受講無料(教材費・材料費が必要な講座もあり)。講座内容などはホームページで確認できる。今月15日まで。