ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)が11月30日、必勝祈願のため枚岡神社(東大阪市出雲井町)を参拝した。
ディビジョン1昇格1年目の昨季はTOP4を目標に掲げて挑んだが、1勝15敗で最下位に終わり、入替戦を制して1部に残留。今季は向井昭吾ヘッドコーチが新たに指揮を執る。
コロナ禍の昨年までは、同神社の神職がライナーズ本拠地の東大阪市花園ラグビー場に出向き、祈願していたが、今年は2019年以来4年ぶりにチームが枚岡神社を参拝。チームを代表して小林純顧問や野中翔平キャプテンが玉串を奉納し、怪我なく無事シーズンを終え、良い成績を収められるよう祈願した。
必勝祈願を終え、今季、副キャプテンに就任したパトリック・タファ選手は「神社でこういうことをするのが初めてだったので新鮮だった。必勝祈願という祈りをささげてもらい、非常に心強い。すごく幻想的な時間で、日本の文化でもあるので面白かった」と話す。副キャプテンとしては、「とにかく、昨シーズンよりいいシーズンにしたい。チームに勢いを与えられるようプレーして、リーダーになって引っ張っていきたい」と意気込む。
リーグワン2023-24シーズンは12月9日開幕。ライナーズは相模原ギオンスタジアム(相模原市)で三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦する。東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)でのホストゲーム開幕戦は12月17日の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦。