東大阪市をホームタウンとするサッカーJ3のFC大阪が2月10日、布施戎神社(東大阪市足代1)を参拝し必勝祈願を行った。
J3参入初年度だった昨シーズンは、20チーム中11位で終わった同クラブ。今シーズンは「絶対」をスローガンに掲げ、大嶽直人新監督の下J2リーグ昇格を目指す。
今シーズンのキャプテンに任命された木匠(きつい)貴大選手は「チームの目標に向かって全員が同じ方向に向かってできるよう練習しており、厳しくいい雰囲気でできているので、継続して結果に結びつけることができたら。(トレーニングマッチでは)得点も取れているし、失点も少ない。昨年より攻撃的なサッカーができているという手応えはある」と話す。
トレーニングマッチで7ゴールを決めた新加入の西村真祈(まさき)選手は「(大学時代は)裏側の動きが多かったので、あまりゴール前で仕事をするという感じではなかった。コーチ陣からもゴール前に入っていけと言われているので、そこは意識している。今シーズンは、25ゴール・25アシストと全試合メンバー入りが目標」と意気込む。
今シーズンから指揮を執る大嶽監督は「新しい選手が大勢入ってきた中で、環境づくりなどを選手たちが自主的にやってくれて、いい盛り上がりの中で、練習も高い強度の中で一生懸命やって、いい結果も出ている」と話す。「(練習や合宿を経て)昨年から続いている守備のベース部分をもう一度確認しながら、個人・チームの強度を上げることができた部分もあった。トレーニングマッチでも結果を出し切ることができ、最後のミニキャンプでも格上の相手に対して同等に戦える力が付いてきたと感じた。チーム内の競争意識も高まって来ている」とも。
開幕戦は2月25日、19時キックオフ。東大阪市花園ラグビー場(松原南1)でAC長野パルセイロと対戦する。