![法被姿で商店街を練り歩く白鳩チルドレンセンターの園児](https://images.keizai.biz/higashiosaka_keizai/headline/1738931412_photo.jpg)
「ひょうたん干支(えと)みこしパレード」が2月6日、近鉄奈良線瓢箪山駅北側の瓢箪山中央商店街(通称=サンロード瓢箪山)で行われた。
パレードの先頭を歩くサンロード瓢箪山のマスコットキャラクター「ひょうたクン」
瓢箪山稲荷神社(瓢箪山町)で2月初めの午(うま)の日に行われる「初午(はつうま)大祭」の時期に合わせて行う同パレード。2006(平成18)年に駅南側の商店街と合同で始め、3回目からは、その年のえとに合わせて地域の小学校や幼稚園でみこしを装飾するようになった。2011(平成23)年からは、コロナ禍の2021年と2022年を除き、サンロード瓢箪山と地域の小学校・こども園で行っている。
今回のパレードには、こども園・白鳩チルドレンセンターの年長園児33人、東大阪市立縄手東小学校4年児童46人、縄手北小学校3年児童30人が参加。白鳩チルドレンセンターは白いヘビの造形物の周りに園児たちが描いたヘビの絵を貼り付け、縄手北小学校は児童の夢や目標を書いた絵馬で装飾した。縄手東小学校は、それぞれがヘビのイラストと願い事を書いた紙を貼り付けている。
白鳩チルドレンセンターの園児はそろいの法被姿、縄手北小と縄手東小の児童は鉢巻きを着け、パレードに参加。幅1メートル、長さ6メートルのみこしを担ぎ、「ひょうたんみこしだ!ワッショイワッショイ!」と掛け声をかけながら元気よく商店街を練り歩き、来街者は目を細めて見守った。
パレードを終え、縄手北小学校の児童は「みんなと協力できてとても楽しかったし、地域の人たちが応援に来てくれてとてもうれしかった。またやってみたい」、縄手東小学校の児童は「みんなちゃんと担げていて、掛け声も面白くて楽しかった」と笑顔を見せていた。
瓢箪山中央商店街振興組合の西仲則夫理事長は「地域の子どもたちに元気な初午を迎えてもらうために毎年行っている。子どもたちが年々元気になっていっているのでうれしい。これからも続けていきたい」と話す。
パレードで担いだみこしは4月末までアーケード内に展示後、参加した小学校とこども園に届ける。