近鉄奈良線・若江岩田駅北側の岩田北本通り商店街で10月16日、小学生以下の児童と保護者を対象にしたハロウィーンイベントが開かれる。

　これまで同商店街では、中元や歳末売り出しの抽選会、クリスマス関連のイベントを開催していたが、加盟店に物販店が減り、病院や整骨院、美容院などのサービス店舗が増え、加盟店が平等に参加できないことや、家庭でハロウィーンパーティーをする家族が多いと聞いたことから、子どもたちに仮装姿で商店街を歩いてもらおうと同イベントを企画。今年で4回目を迎える。イベントには親子での参加が多く、店の中を見てもらう機会となるため、各店が次回来店につながる工夫をしているという。

　当日は16店舗が参加し、3歳～小学6年生の仮装した児童を対象にスタンプラリーを開催。11時から岩田墓地駐車場（岩田町5）で台紙を配布し、お菓子やおもちゃをもらいながらスタンプを集め、15個集めた児童にプレゼントを進呈する。先着300人まで。

　駅南北の若手商店主らで結成する「きらりプロジェクト」は同日、暗号探しゲームを開催。商店街を回りながらヒントを探すもので、回答者にはプレゼントを用意する。

「昨年は200枚の台紙が30分でなくなってしまったので、早めにお越しいただければ」と、同商店会理事長の西田勝さん。「スタンプラリーに夢中になりすぎて電柱にぶつかるお子さんもいたので、できるだけ保護者の方に同伴してもらいたい」と呼び掛ける。

　開催時間は11時～13時。参加無料。雨天の場合は10月30日に延期。