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東大阪で河内の川描くワークショップ 講師は「パラモデル」中野裕介さん

プラレールを使ったワークショップの様子

プラレールを使ったワークショップの様子

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 東大阪市民美術センター(東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313)で12月10日、アートユニット「パラモデル」を講師に招き、河内の川を描くワークショップが開かれた。

「パラモデル」の中野裕介さん

 東大阪市人権文化部文化国際課では今年、市の文化に興味を持ち文化施設に足を運んでもらおうと、アート、音楽、歴史など違う要素を加えたイベント「Art Planet東大阪」を企画。9月には国史跡・重要文化財の鴻池新田会所(鴻池元町)に府が所蔵する「大阪府20世紀美術コレクション」の作品を展示する「古建築×ビジュツ 重要文化財で見る現代大阪アート展」、11月には「博物館×オンガク」の企画として、大阪商業大学・商業史博物館(御厨栄町4)の秋季企画展に合わせたコンサートを行った。

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 今回の「アート×東大阪 青いラインでふしぎな『河内』の絵をかこう」は、林泰彦さんと中野裕介さんから成るアートユニット「パラモデル」とアート体験をした。同ユニットは「プラレール」を使ったインスタレーションで知られる。2人はともに東大阪市出身。

 午前中は中野さんが講師となり、「河内」地域や河内の川、大和川の付け替えなどの話をした後、20人の小学生とともにプラレールで川を表現。中野さんは、大学時代を京都で過ごし、東大阪に戻って来ようと思った際に東大阪や河内を調べて知識を得たといい、ワークショップで河内地域を解説する話も中野さんが担当した。「江戸時代の河内の地図を見ていると川が多く、僕らのやってきたプラレールと似ていると感じた。川も大地にかかっている絵みたいなもん。不思議な面白さがありリンクしてくる」と中野さん。

 午後からは、子どもたちがつなぎ合わせたプラレールを見ながら青いラインを描く練習をした後、別室でプラレールや大和川の話を思い出し、それぞれが青い絵の具で「河内の川」を描いた。

 中野さんは「この地域に住んでいるからには、ルーツや歴史を知ってもらいたかった。学校で習う写生などは決められたものを描くが、違う仕組みで絵を描いてもらい、絵を描くことや作品を作ることに関心をもってもらえたら」と話す。

 ワークショップで制作した川の絵とプラレールの一部は、12月17日から同館で展示する予定。

 開館時間は10時~17時(最終日は15時30分まで)。入館無料。休館日は、12月19日・26日・29日、31日、来年1月1日・2日。展示は1月9日まで。

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