見る・遊ぶ

東大阪で「サブローごまデザインコンテスト」 「ゆめ」テーマに作品募集

近年では立体の造形物を装飾した作品も多い

近年では立体の造形物を装飾した作品も多い

  • 0

  •  

 NPO法人「おまけ文化の会」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6725-2545)が現在、「第9回サブローごまデザインコンテスト」の作品を募集している。

[広告]

 近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの「宮本順三記念館 豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」の運営支援を目的に、さまざまな文化活動を行う同団体。理事長で折り刃式カッターを製造する「オルファ」創業兄弟の一人である岡田三朗さんが、「作ることの大切さを伝えたい」との宮本さんの思いに共感し、「(宮本さんがデザインしていた)グリコのおまけにコマが多かったのでコマを作ろう」と、「サブローごま」を考案した。

 「サブローごま」はビー玉と厚紙を組み合わせたもので、デザイン面が広く、絵の具や色鉛筆で絵を描いたり、折り紙やビーズなどの飾りを張ったりできる。近年のコンテストでは立体の造形物を装飾した作品も多く、コマを回すと紙が舞い上がる仕掛けを施すなど趣向を凝らした作品も多い。

 毎年同コンテストには、保育園や幼稚園、デザイン専攻の高校・大学、老人センターなど国内各地からの応募に加え、「ボストン・チルドレン・ミュージアム」など海外からも応募があり、昨年は362点の作品が集まった。

 今年は「ゆめ」をテーマにしたテーマ部門と、テーマ自由のフリー部門の2部門で作品を募集する。応募にはコンテスト用コマの費用を含む300円が必要。1人1作品まで。同館への持ち込みと郵送で受け付ける。応募締め切りは来年1月15日。

 12月18日にはフレスポ東大阪(稲田新町3)、来年1月4日にはキッズプラザ大阪(大阪市北区扇町)、1月9日にはドリーム21(松原南2)でそれぞれ、応募用のコマを作るイベントも開く。

 同館スタッフの磯田武士さんは「ますます幅広い世代と地域でサブローごまを作っていただいている。東大阪でも盛り上がっているのでぜひご応募いただければ」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時。月曜・金曜、12月18日、27日~1月4日休館。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース