東大阪で「ねじの日」ワークショップ 木材とねじ使いものづくりに挑戦

ドライバーを使い作品を作る男児

ドライバーを使い作品を作る男児

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 大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1)で5月27日、「6月1日はねじの日 読む、聞く、作る ものづくりワークショップ」が開かれた。

働く車とカメラを作った兄弟

 1949(昭和24)年6月1日に工業標準化法が制定され、JISにねじ製品類が指定されたことにちなみ、1976(昭和51)年に制定された「ねじの日」。生活の中のさまざまなところに使われるが普段意識されることがないねじの大切な役割を子どもたちに伝えようと、昨年に引き続きイベントを企画した。企画は、ねじ商社のコノエ(東大阪市新庄西)とゲームの企画・開発会社による、ねじやものづくりの大切さや面白さを伝えるプロジェクト「にじいろのネジ」。

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 ねじの日を前に開いた同イベントでは、同プロジェクトが出版した絵本「にじいろのネジ」の読み聞かせを行い、続いて「ネジ博士になろう!」と題し、ものづくりクイズを開催。「なぜねじという名前が付いたか」「ものづくりの時に大事にすることは」など出題し、親子で学んだ。

 その後は、あらかじめ考えてきた作りたいものを設計図に落とし込み、木材の端材やねじを使って作品を作る「キッズエンジニアリング講座」を開講。作りたいものや誰のためのものか、作るものの上や前、横から見た図などをシートに記入した後に、「工場」と呼ばれる材料置き場に行き、必要なパーツをそろえる。ドライバーや六角レンチを使って木材を組み立て、作品に応じて足りないパーツは木材をカットしたりねじ穴を開けたりするなど同社社員が細かくサポートしながら、それぞれが考えた作品を完成させた。

 市内から参加した小学3年の男児の母親は「普段からブロックでものを作ったりするのが好きなので、本物で作らせてあげたいと参加した」と話し、男児は「飛行船を作ろうと思ったが戦車にした。形を合わせるところが難しかったけど、なかなかいい出来栄え」と自慢げに作品を見せる。カメラを作った小学3年の女児は「ねじを留めるのが難しかった」と話しながら、カラーペンで模様を描きかわいらしく仕上げた。

 同館エントランスでは「がんばっているいろいろなねじ展」と題し、さまざまなねじを展示。建物やつり橋などに使う大きなねじや、色とりどりのカラーメッキねじ、大小さまざまなサイズの六角ナットなどが並ぶ。展示は6月5日まで。