ジャパンラグビートップチャレンジリーグの近鉄ライナーズが8月31日、枚岡神社(東大阪市出雲井町)で必勝祈願を行った。
1929(昭和4)年の創設と歴史があり、全国社会人大会優勝8回、日本選手権大会優勝3回のタイトル獲得を誇る同チーム。2017年度は4勝9敗、総合順位決定トーナメントで16位となり、下部リーグのトップチャレンジリーグに降格した。今シーズンは、創部90年となる2019年をトップリーグで迎えられるよう再昇格を目指す。
当日は、選手46人、スタッフ30人が枚岡神社を訪れ、有水剛志ヘッドコーチらが玉串を奉納。9月に開幕する新シーズンの必勝を祈願した。
キャプテンの樫本敦選手は昨シーズンを振り返り、「悔しい、残念なシーズンだった。ちょっとしたずれが大きなずれに変わり、4勝はしたが接戦を勝ちきれなかった」と話し、「今年は接戦を勝ちきりたい。春先はチームに元気がないと思ったが、1試合ずつ強くなってきた。トップリーグに昇格するだけでなく、トップリーグで戦っていけるチームを作っていきたい」と意気込んだ。
開幕戦は9月8日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿(鈴鹿市)でのマツダブルーズーマーズ戦。11月4日には、東大阪市花園ラグビー場でNTTドコモレッドハリケーンズと対戦する。