金型や照明器具の設計・製造・販売を手掛ける盛光SCM(東大阪市岸田堂西2、TEL 06-6727-2855)で10月28日、工場を使った文化イベント「オープンファクトリー『こーばへ行こう!』」が開かれる。
イベントは東大阪市都市ブランド形成推進事業の一環で、盛光SCMと東大阪市、近畿大学による産官学連携事業。住工混在の街で製造現場を特別に開放して何を作っているかを知ってもらい、イベントを通じて事業者と地域住民が触れ合う機会を創出する。市内で産官学が連携して行うオープンファクトリーは今回が初めて。
1階では、高い職人技術を要するヘラ絞りなど板金加工を見学することができる工場ガイドツアーや、ラグビーアート、切り絵、金型ジオラマなどアート作品を展示。2階では、作家指導による切り絵や人形作り体験のほか、メタル工作などのワークショップを展開する(一部有料)。
5階ではマジックショーやアカペラ、ギター演奏、キッズダンスなどのライブステージを展開し、屋外では、東大阪KINDAIクラブラグビースクールによるキッズラグビー教室のほか、革製品販売とワークショップ、キッチンカーや一坪ショップ、ミニゲームなどのマルシェを開く。
東大阪市経済部モノづくり支援室の巽佳之さんは「普段は見ることのない製造現場や匠の技をご覧いただける。音楽イベントやアートイベントなど、老若男女全ての方に楽しんでいただけると思うので来場してほしい」と呼び掛ける。同イベントの開催を市内事業者に向けても発信し、来年度以降、規模を拡大し開催することを目指す。
開催時間は10時~16時50分。入場無料。タイムスケジュールは盛光SCMのフェイスブックやインスタグラムで随時発信する。