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東大阪で「子どもラグビー絵画公募展」 高校ラグビーなど写真展同時開催

第4回「子どもラグビー絵画公募展」会場の様子

第4回「子どもラグビー絵画公募展」会場の様子

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 東大阪市民美術センター(東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313)で12月20日、第4回「子どもラグビー絵画公募展」と、写真展「ラグビーのまち百景~東大阪 思い出のアルバム~」が始まった。

金賞を受賞した吉田煌希さんの作品

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 以前は、全国高校ラグビー大会の開催に合わせて写真展を開催していた同館。東大阪市花園ラグビー場がラグビーワールドカップ2019の会場の一つに選ばれ、「子どもたちにもっとラグビーに関心を持ってもらいたい」と、2015年から市内在住・在学の未就学児と小学生を対象にした公募展を開いている。

 今年は、市内の小学校や幼稚園、こども園、絵画教室などから集まった237点の作品を展示。ラグビーボールやプレーする子どもたち、ラグビーボール型の車や家をテーマに描いた作品などで、会場入り口には、松葉幼稚園が制作した大型の合同作品を飾る。

 今回は、金賞1点、銀賞6点、銅賞17点を選出しており、会場中央辺りには金賞を受賞した北宮こども園の吉田煌希さんの作品「トライするぞ!!」と銀賞の作品を展示。金賞に選んだ理由について、施設長の川端哲雄さんは「子どもであれば枠に収めてしまうが、人がはみ出す大胆な構図で自由に描いている」と言い、「最近運動会では順位付けを行わないが、賞を取ることで画家になるなど子どもの将来が変わるかもしれない。市長賞を設けたり外部審査員を入れたりするなど質を上げ、賞を格上げしていきたい」と話す。

 今回は、以前開催して好評だった市が所蔵する市内の写真を展示する企画展を同時開催。撮影年不詳のものもあるが1957(昭和32)年から2003年までの写真100点で、会場を花園ラグビー場に移して初めて開催された1963(昭和38)年の高校ラグビー大会や、1971(昭和46)年の高校ラグビー決勝など、ラグビー関連の写真パネルが多い。SLが城東貨物線を走る姿、駅、大雪や浸水被害状況などの写真が並び、来場者は懐かしむように見ている。

 開館時間は10時~17時(最終日は15時まで)。12月25日・29日・31日、1月2日休館。入場無料。1月7日まで。

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