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大阪府立中央図書館で「平成のベストセラー」第2弾 エッセーなど30年分一堂に

平成元年~10年のベストセラー本

平成元年~10年のベストセラー本

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 企画展「ベストセラーで振り返る平成の30年(小説以外)」が4月2日から、大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)1階で行われている。

平成11年~20年のベストセラー

 3月には、芥川賞・直木賞受賞作品と出版年鑑に掲載する各年のベストセラー小説30年分を集めて展示した同館。同企画は注目を集め、昨年度の企画の中で最も貸出冊数が多かったという。今回は、エッセーやビジネス・経済書、歴史書、児童向けなど、小説以外の作品285冊を集めた。

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 展示コーナーでは10年ごとにまとめて展示しており、平成元年~10年の棚には、郷ひろみさんの「ダディ」や乙武洋匡さんの「五体不満足」、アーサー・ブロックさんの「マーフィーの法則」、春山茂雄さんの「脳内革命」などが並ぶ。

 平成11年~20年では、藤原正彦さんの「国家の品格」、養老孟司さんの「バカの壁」、アラン・ピーズさんの「話を聞かない男、地図が読めない女」、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」など、同21年~30年では、渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」、阿川佐和子さんの「聞く力」、佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」、吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」など。

 「30年分並べると、バブル景気、不況、高齢化社会など、時代時代ではやる本があって面白い。バカの壁などが出版された平成15年~16年ごろの新書ブーム、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』などタイトルが長いもの、老い方や長寿の人の生き方など特徴がある。最近は長く読まれる本ではなく、短期で効果が出る本がはやっているのが少し寂しい」と、調査相談課社会自然系資料室の赤野未知さん。

 「さくらももこさんのエッセーは出るたびにヒットしていた。平成元年のベストセラーを書いたホーキング博士やさくらももこさんが亡くなっていると思うと感慨深い」と話す。

 開館時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜休館。5月8日まで。

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