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東大阪・旧河澄家で「前垣さんの大阪文化講座」 食とレトロな大阪言葉テーマに

「前垣さんの大阪文化講座(春編)~大阪の『食の話』とそれにまつわる『レトロな大阪言葉』をご一緒に~」

「前垣さんの大阪文化講座(春編)~大阪の『食の話』とそれにまつわる『レトロな大阪言葉』をご一緒に~」

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 東大阪市指定文化財の旧河澄家(東大阪市日下町7、TEL 072-984-1640)で4月8日、「前垣さんの大阪文化講座(春編)~大阪の『食の話』とそれにまつわる『レトロな大阪言葉』をご一緒に~」が開かれる。

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 河澄家は江戸時代に日下村の庄屋を務めた旧家で、住宅は江戸時代初期の様相を残して保存修理工事が行われ、2011年から公開。主庭は江戸時代初期の枯池式枯山水庭園で隅には推定樹齢500年のカヤの木があり、土間には現在もイベントなどで使うカマドがあるなど、歴史に触れることができる施設となっている。

 同施設を訪れる年配の人から、「へっついさん、懐かしいわ」「冬はかんてきを使って」など、さまざまな大阪言葉が聞かれることから、「かまどをなぜへっついさんと呼ぶのかなど、由来を知れば奥深い『大阪ことば』に興味を持つきっかけになれば」と同講座を企画した。

 石切小学校卒業、東大阪市在住の大阪研究家で、相愛大学客員教授として執筆、講演、講義など、テレビや新聞などさまざまなメディアでコメンテーターとして出演する前垣和義さんを講師に招き、「食」の話と「レトロな大阪ことば」について講演する。楽しく学べるよう、アイロンやパーマは「あてる」というか「かける」というか、「おてしょう」「よろしゅうおあがり」「遠慮の塊」は現役の言葉かなど、クイズ形式で講義を進める。

 同館学芸員の曽束奈美さんは「レトロな大阪ことばを知ることは、昔の暮らしを知ることにもつながる。『へっついさん』と聞いて懐かしいと感じる方も聞いたことないと思われる方も気軽に参加してほしい」と話す。

 開催時間は13時~15時。参加無料。定員40人。申し込みは電話とウェブサイト内の問い合わせフォームで受け付ける。

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