自分好み賃貸プロジェクトを展開する株式会社人と不動産(本社:大阪市天王寺区、代表取締役:小上馬 大作)は、全国の賃貸物件オーナー400名を対象にアンケート調査を実施しました。

近年、少子化やライフスタイルの多様化に伴い、賃貸住宅市場の需要にも大きな変化が生じています。特に、人口減少や高齢化の進行により、賃貸物件の供給過剰や空室率の上昇が深刻な課題となっています。空室が長期間続けば、オーナーの経営に影響を及ぼすだけでなく、地域の活気が失われ、社会全体の問題へと発展しかねません。こうした状況の中、多くの賃貸物件オーナーが、入居者確保や物件の価値維持に頭を悩ませています。
そこで当社では、賃貸物件オーナーの現状や課題、抱えている悩みを明らかにするため、アンケート調査を実施することとしました。本調査を通じて、オーナーの皆さまの現状をより深く理解し、課題解決の一助となる情報を提供できれば幸いです。
・賃貸経営で最も重要視されるのは「入居率の向上(34.0%)」
・空室が埋まらない理由、最多は「物件の築年数が古い(32.5%)」
・77.5%の賃貸物件オーナーが空室対策に課題を感じている
・空室対策で参考にする情報、最多は「管理会社からの提案(37.0%)」
・8割以上の賃貸物件オーナーが入居者ニーズを把握して空室対策を実施
77.5%の賃貸物件オーナーが空室対策に問題を抱えている
全国の賃貸物件オーナー400名を対象に、自身が保有する賃貸物件の空室対策について調査を実施しました。その結果、19.0%が「十分な空室対策を講じている」と回答した一方で、56.5%が「ある程度対策を講じているが、改善の余地がある」、12.5%が「対策を講じているが、効果を実感できていない」、8.5%が「対策を講じていない」と回答しました。
この結果から、
全体の77.5%が空室対策に何らかの課題を感じていることが明らかとなりました。多くのオーナーが対策を講じているものの、十分な効果を実感できていない現状が浮き彫りとなっています。空室対策の強化が、今後の賃貸経営において重要なポイントとなることがうかがえます。
賃貸経営で最も重要視されるのは「入居率の向上(34.0%)」
全国の賃貸物件オーナー400名を対象に、賃貸経営において最も重要だと考える要素について調査を実施しました。その結果、
最多回答は「入居率の向上(34.0%)」、次いで「設備の維持・修繕(33.8%)」、「経費やコストなどの支出管理(28.7%)」と続きました。
この結果から、多くのオーナーが安定した入居率の確保を最優先課題と考えていることがわかります。また、設備の維持やコスト管理も重要視されており、長期的な資産価値の維持や収益性の向上が、賃貸経営における重要なポイントであることがうかがえます。
空室が埋まらない理由、最多は「物件の築年数が古い(32.5%)」
現在、空室を抱えていると回答した賃貸物件オーナー329名を対象に、空室が埋まらない主な理由について調査を実施しました。その結果、
最多回答は「物件の築年数が古い(32.5%)」、次いで「近隣に競合物件が多く、競争が激しい(28.9%)」、「立地条件が悪い(26.4%)」と続きました。
この結果から、築年数の経過による物件の魅力低下や、競争環境の激化が空室の要因となっていることがわかります。オーナーにとっては、リフォームやリノベーション、ターゲット層の見直しなど、時代に合わせた対応が求められているといえます。
空室対策で参考にする情報、最多は「管理会社からの提案(37.0%)」
空室対策を実施したことがある賃貸物件オーナー368名を対象に、どのような情報や意見を参考にしているか調査を調査を実施しました。その結果、
最多回答は「管理会社からの提案(37.0%)」、次いで「不動産仲介業者の意見(35.6%)」、「自身の経験や判断(30.4%)」と続きました。
この結果から、多くのオーナーが専門家のアドバイスを重視していることがわかります。特に、管理会社や不動産仲介業者との連携を通じて対策を検討しているケースが多いようです。一方で、自身の経験を活かした判断を行うオーナーも一定数おり、個々の経営スタイルに応じた対策の選択が求められていることがうかがえます。
8割以上の賃貸物件オーナーが入居者ニーズを把握して空室対策を実施
空室対策を実施したことがある賃貸物件オーナー368名を対象に、入居希望者のニーズをどの程度把握していると感じているか調査を実施しました。その結果、30.7%が「非常に良く把握している」、50.8%が「ある程度把握している」と回答。
合わせると81.5%のオーナーが、入居者ニーズを踏まえた空室対策を行っていると回答しました。
この結果から、多くのオーナーが市場の動向を意識しながら賃貸経営に取り組んでいることがわかります。一方で、入居者ニーズの把握が不十分と感じているオーナーも一定数存在しており、より的確な情報収集やマーケット分析が求められていると考えられます。
<調査概要>
調査対象 ・賃貸物件を複数所有している方
・全国(東京、神奈川、大阪、愛知、埼玉、千葉、兵庫、福岡、北海道、京都)在住
調査期間 2025年3月18日~2025年3月26日
調査方法 インターネットリサーチ調べ
※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。
株式会社人と不動産
代表取締役 小上馬 大作
今回のアンケート結果から、非常に興味深いデータが見えてきました。81.5%の不動産オーナー様が「ご自身の賃貸不動産について入居者のニーズを把握している」と回答している一方で、77.5%のオーナー様が「空室対策に課題を感じている」という、矛盾とも言える結果が浮き彫りとなりました。
この結果を見て私は「本当に入居者のニーズを正確に捉えられているのだろうか?」という疑問を持ちました。もしかすると、ヒアリングしている相手が間違っているのではないでしょうか。
例えば「不動産管理会社」や「不動産仲介営業マン」の意見を“入居者のニーズ”として信じすぎてはいないでしょうか?確かに、彼らは業界のプロフェッショナルですが、それが必ずしも入居希望者の“本音”と一致しているとは限りません。
世の中のあらゆる商品開発では、企画段階でモニター調査を実施し、消費者の声を直接取り入れることが一般的です。賃貸不動産においても、同様のアプローチが求められているのではないでしょうか。つまり、入居者ニーズの本当の“モニター先”とは、実際に物件を見に来る「内覧者」なのです。
空室対策に課題を感じているオーナー様は「入居希望者への直接のヒアリング」をおすすめします。きっと今まで気が付くことのできなかったニーズを発見することができるでしょう。

https://www.hitotofudosan.com/jibungonomichintai
入居者本人から直接聞いたニーズを反映!希望者が集まる物件づくり
自分好み賃貸プロジェクトは「入居希望者本人から直接くみ取ったニーズを、内装工事で反映してから貸す」という新しいサービスの賃貸です。現代ではライフスタイルの多様化に伴い、入居者から「自分に合った住空間を作りたい」というニーズが高まっています。趣味や仕事、生活スタイルに合わせた住まいが求められる中、従来の賃貸物件では、改装に対する不安や原状回復の懸念などから、オーナー様にとって対応が難しいケースも少なくありません。
そこで私たちは「借り手が決まった状態であれば、改装をスムーズに進められる」という新しいアプローチを取り入れました。これにより、空室状態での投資リスクを抑えながら、入居者の希望に応じた柔軟な対応が可能になります。無理のない範囲での改装によって、物件の魅力を高めると同時に、入居者満足度や入居期間の向上も期待できます。
本プロジェクトを通じて、オーナー様にとっても、より魅力的で競争力のある賃貸経営の実現をサポートしています。
借り手の付きにくかったマンションの入居率をV字回復させたオーナー様の秘策を大公開いたします。
<リアル開催>
開催日時:2025年5月18日(日)13:00~15:00
会 場:人と不動産セミナールーム
大阪市大阪市天王寺区上本町3丁目5-20 Uemachi Sanc 2F
対 象:本セミナーは賃貸物件オーナー様を対象としております。
定 員:18名
料 金:無料
<オンライン開催>
開催日時:2025年6月14日(土)13:00~15:00
会 場:オンラインセミナー(ウェビナーツール「Zoom」)
対 象:本セミナーは賃貸物件オーナー様を対象としております。
定 員:50名
料 金:無料
内 容:
1.入居希望者のニーズを反映させた「自分好み賃貸の仕組み」
2.「導入して何が変わった?」オーナー様の本音トークセッション
3.感想共有ワークショップ
※ オンライン開催のトークセッションについてはアーカイブ配信になります。
申 込:
https://x.gd/8Pjhw

QRコードからもお申し込みができます。
※本リリースによる調査結果をご利用いただく際は、【「人と不動産」調べ】と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。
会社概要
会社名 株式会社 人と不動産
代表 代表取締役 小上馬 大作
設立 2015年4月16日
所在地 大阪市天王寺区上本町3丁目5-20 Uemachi Sanc 2F
電話番号 06-7653-5991
URL
https://www.hitotofudosan.com/
事業内容
・不動産仲介事業
・不動産管理事業
・不動産に関するコンサルタント事業