花園セントラルスタジアム(東大阪市松原南)で4月10日、プロ野球独立リーグ・ベースボール・ファースト・リーグ地元球団の「06BULLS(ゼロロクブルズ)」と「兵庫ブルーサンダーズ」の2戦目が行われた。
今季初の06BULLSホーム休日開催となったこの日、開幕セレモニーで、今季から同チームの球団代表に就任した水永将太さんは「野球を通じて人間力のある人間を育てていきたい。野球を通じて東大阪を元気にしていき、新しいエンターテインメントを作っていきたい」と意気込みを語り、リーグ代表の仲木威雄さんは「『球道無限』『自立した野球人』『グローカル』の3つを追及していきたい」などとあいさつした。
06BULLSの村上隆行監督は「チームは5年目。例年以上に地域に密着し、ラグビーの街ではあるが、野球も夢をつかむ場所だと盛り上げていきたい」とあいさつ。来賓で出席した野田義和東大阪市長は「ラグビーだけじゃなく、野球も一緒に盛り上げていきたい」と話し、会場に集まった観客の声援に応えた。隣駅・瓢箪山のイメージソング「ホップ・ステップ・瓢箪山!」を歌う稲積帆波さんによる国歌斉唱の後、野田市長の始球式で試合が始まった。
初回、兵庫ブルーサンダーズに1点を先制された06BULLSは二回、盗塁を重ねてチャンスを作り3点を入れ逆転。その後、四回に2点、五回に1点、七回に4点、八回に3点を追加し、13対2で今季初勝利を収めた。
試合後は、大坂誠投手、柄須賀亮平外野手、神埼遼外野手の3人がヒーローインタビューに応えた。
大坂投手は「6回・7回にピンチを迎えたが、いつもやっていることをしっかりやり抑えようと思った」と振り返り、柄須賀外野手は「火曜日に悔しい負け方をしたのでホームで勝ちたいと臨んだ。なんとかタイムリーが打ててよかった」とほっとした様子。神埼外野手は「ホームで初勝利できてとてもいい気持ち。2ケタホームランを打って優勝してビールかけをしたい」と話した。
次回の花園セントラルスタジアムでの試合は、4月19日の対「姫路Go To WORLD」戦。