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東大阪で「戯曲創作ワークショップ」開講へ 講師に「おっさんずラブ」徳尾浩司さん

昨年のワークショップの様子

昨年のワークショップの様子

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 東大阪市文化創造館(東大阪市御厨南2、TEL 06-4307-5772)で現在、12月14日に開講する「戯曲創作ワークショップ」の受講者を募集している。

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 同館では、多くの市民が参加するイベントの開催や文化芸術分野の人材発掘・育成を目的に、市民でつくる「市民演劇」を開催する予定で、昨年度に「市民演劇プロジェクト」を発足。舞台芸術とテレビ番組の制作・演出業務に携わる近畿大学文芸学部芸術学科の阪本洋三(ひろみ)教授をプロデューサーに迎え、市民参加型の演劇(ミュージカル)公演の開催を目指す。

 同プロジェクトでは昨年、基礎となる戯曲(演劇の台本)を書くワークショップを開講。定員20人に対し53人の応募があり、枠を増やして30人が受講した。参加者は16歳~75歳、約8割が女性で、高校生や大学生、会社員や劇団に所属する人など幅広く、舞台や登場人物の設定を講師が決め、受講生がグループごとにストーリーを考え発表した。

 今年のメイン講師は昨年に続き、大阪府出身で「おっさんずラブ」シリーズの脚本を手がける徳尾浩司さん。東大阪の特色をテーマにした戯曲の創作をする5回連続講座で、前半3回には地域で活動する人を講師に招き、東大阪市花園ラグビー場や河内小阪駅周辺の帝国キネマ跡、石切周辺、工場などを巡るフィールドワークを行う。2回目・3回目には徳尾さんが「フィールドワークを戯曲創作にどう生かすか」のまとめ講座、4回目・5回目は実践的な創作ワークショップを行う。

 対象は高校生以上で、20人程度を募集。参加費は5,000円で、「東大阪を舞台にしたミュージカルのプロット(あらすじ)」の課題提出が必要。

 同館事業企画担当の栗波みゆうさんは「今年はフィールドワークを通じた素材集めから始める戯曲創作ワークショップ。昨年は大好評で終えることができ、今年も充実した内容になると思う。申し込み条件の課題も力を入れずに書いて、まずはお申し込みを」と参加を呼び掛ける。

 申し込み締め切りは11月25日。

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