東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で12月27日、第99回全国高校ラグビー大会が開幕した。
午前中に行われた開会式では、ラグビーワールドカップ2019の会場となった花園ラグビー場のグラウンドを代表51校が元気よく行進した。
選手宣誓は高鍋(宮崎)の細元亮主将が務め、「ONE TEAM。日本中を一つにした言葉。肌の色や文化などの違いを超えた団結が歴史的な偉業を達成する瞬間に私たちは立ち会った。世界中の人々を熱くしたラグビーの力をこれからも発信したい。多様性に満ちた私たちが、真にONE TEAMとなるため私たちは戦います。花園の伝統を継承するとともに、新たな歴史を刻み、日本中に勇気と感動を与えることを誓います」と、堂々と宣誓した。
入場行進3賞には、ベストマーチング賞に城東(徳島)、フィールドドリーム賞に本郷(東京第2)、花園フィフティーン賞に静岡聖光学院(静岡)がそれぞれ選ばれ、プレゼンターとしてラグビーワールドカップ2019の日本代表・山中亮平選手が登場し、「全力を出しきって後悔しないように頑張ってください」とエールを送った。
会場では、100回大会準備委員会が全国の高校生から公募した次回の100回記念大会のキャッチフレーズを発表。「100年先も、熱い冬。」に決まった。
試合は、27日・28日に1回戦を行い、30日に2回戦、1月1日に3回戦、3日に準々決勝。大阪桐蔭(大阪第1)、常翔学園(大阪第2)、東海大大阪仰星(大阪第3)は30日に登場する。準決勝は5日、決勝は7日。