見る・遊ぶ

東大阪で墨彩画「阪口真智子の鬼語る展」 初公開含む92点展示

企画展「阪口真智子の鬼語る展」

企画展「阪口真智子の鬼語る展」

  • 0

  •  

 東大阪市民美術センター(東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313)で11月10日、企画展「阪口真智子の鬼語る展」が始まった。

初公開作品「笑えば」

[広告]

 1952(昭和27)年、東大阪生まれの阪口さん。小学校のころに画家になることを志し、親の希望で薬学の道に進むも絵は描き続ける。1975年~1976年にはさまざまな公募展に出品し多数受賞。その後は個展を中心に作品を発表している。

 作品は、「なんでも本音でずけずけ話すので、勢い余って誤解を与えることがある」と、自身の思いを鬼に語らせるというもので、和紙に墨と日本画の材料を使って鬼とメッセージを描く。風刺の効いているものがある一方、相手を思いやる慈しみの心や思わず笑ってしまう情けない一面など、笑ったり、うっとりしたり、怒ったりと、表情豊かな鬼が語りかける。

 会場には、同展のために描き上げた初公開の2作品を含む82点の絵画作品と10体の立体作品を展示。

 開催時間は10時~17時。14日はナイトミュージアム開催のため21時まで開館。入場無料。今月15日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース