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東大阪の「文具と雑貨のお店 アグラフ」 法人化から5年「人とモノつなぐ店に」

社長の竹中恵子さん(左)と長女の髙田彩乃さん(右)

社長の竹中恵子さん(左)と長女の髙田彩乃さん(右)

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 北宮小学校近くの「文具と雑貨のお店 アグラフ」(東大阪市川田2、TEL 072-962-3900)が6月1日、法人化から5年を迎えた。

筆記具やノートが並ぶ店内

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 現社長の竹中恵子さんの義父が1967(昭和42)年に創業した「竹中文具」が店のルーツ。当時は文具だけでなく、学習机やランドセル、パンや牛乳、洗剤などの日用品も販売していたという。その後、恵子さんの夫が店を継いだが10年前に死去。恵子さんが3代目の店主となり、2016(平成28)年の法人化に合わせ店名を「アグラフ」に変え、リニューアルした。

 店名と社名の「アグラフ」はフランス語で「ホッチキスの針」を意味し、「ホッチキスは小さくてもカチッと紙を留められることから、人とモノを結び付け、さらには人と人とを結ぶ店になればという思いで名付けた」と恵子さん。現在は、午前中は企業に事務用品やオフィス家具、印刷物などを納品し、午後からは店に立つ。北宮小学校近くに店舗があることから、北宮小学校と北宮こども園の制服や体操服など、学校指定用品も取り扱う。

 リニューアルしてから4年は地元企業への納品と店頭での文具販売を行ってきたが、昨年の5月ごろ、近くに住むハンドメード作家から「コロナ禍でマルシェの開催ができないので雑貨の販売をしてほしいと頼まれた」という恵子さん。自身も雑貨が好きで「作家の皆さんに販売する場所を提供し、制服や文具の購入に来たお母さんにかわいい雑貨を見てもらいワクワクしてもらえたら」と、インスタグラムで作家を募り、近郊で活動する8人が提供する雑貨の販売を始めた。

 雑貨は、児童向けのリボンアクセサリーや、大人向けのピアスやイヤリング、布マスク、ベビー用の布小物など。雑貨の販売がこども園の母親たちの間で口コミで広がり、新規の来店につながっているほか、親子で文具を買いにきた際に雑貨やアクセサリーを買っていく母親も多いという。文具は主に児童向けで、小学生と親子連れの利用が多いが、「ボールペンやシャープペンシルなどはマニアの人も買っていく」という。

 長女の高田彩乃さんは別の企業に勤めているが、店の広報担当として平日の朝晩2回、インスタグラムを更新。恵子さんは「私が投稿していた時はフォロワーが10人ぐらいから増えなかったが、娘に任せると1400人以上になった」と屈託なく笑う。休日にはインスタライブで店内や商品を紹介。「紹介した商品を購入したいという遠方の方からのリクエストにも郵送で応じている」という。

 恵子さんは「インスタグラムの投稿やライブ配信を通して、地域の人だけでなく、府外のお客さまと結び付く機会を持ちたい。東大阪市内でのマルシェへの参加など、店頭以外の場所でも店を知ってもらえるようなチャレンジをしたい」と話す。仕事で海外を訪れる機会の多い彩乃さんは「海外の文具を見ると機能的には日本の物の方が優れ、詳しい人からも話を聞くなどして、改めて店で販売している文具の良さに気付いた。海外の人に向けてのインスタライブなども考えていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は12時~18時30分。土曜・日曜・祝日休み。次回のインスタライブ配信は6月12日。

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