サッカーJ3のFC大阪が4月14日、東大阪市内8エリアの「ホームタウン広報マネージャー」を決定した。
東大阪市をホームタウンに2023シーズンからJ3に参入した同クラブ。試合会場や練習場所、選手の拠点が東大阪中心になったため、選手と地域住民が交流する機会を増やすことで応援をしてもらい、一体となって東大阪を盛り上げようと、全選手を「ホームタウン広報マネージャー」に任命した。
同チームでは昨季、地元商店街や店へのポスター掲出、チラシ配布、小学校あいさつ運動、サッカー教室などをチーム全体で展開してきた。今シーズンは全選手を8エリアに分けて配置。花園、布施、小阪・八戸ノ里、石切、瓢箪山、長瀬、鴻池、メトロエリアの8エリアに選手4~6人を配置し、昨シーズンまでのホームタウン活動に加え、小学生の登校を見守る「愛ガード運動」や清掃活動、伐採活動などを行う予定。昨季以上に地域の課題解決を図るとともに東大阪市の魅力を発信し各地域の価値向上を目指す。
キャプテンの坂本修佑選手は「J3が開幕して数試合が行われたが、観客動員数はまだまだ伸ばすことができると考えている。選手は試合で結果を出すことが大事だが、その試合を知ってもらうことや観戦に来てもらう活動をしなければ花園ラグビー場を満員にすることはできない。長い道のりだが、1人でも多くの人にFC大阪を知ってもらえるようにホーム活動も積極的に行いたい」と意欲を見せる。