見る・遊ぶ

花園近鉄ライナーズ、「未来ジャージコンテスト」受賞のジャージーを着用

(左から)イベントのステージに登壇した村田毅選手、ジャージーをデザインした櫛本綾香さん、ツポウ テビタ選手、花園近鉄ライナーズのマスコット「ライナマン」

(左から)イベントのステージに登壇した村田毅選手、ジャージーをデザインした櫛本綾香さん、ツポウ テビタ選手、花園近鉄ライナーズのマスコット「ライナマン」

  • 75

  •  

 ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)が3月17日、昨年開催した「花園近鉄ライナーズ 未来ジャージコンテスト」でグランプリを受賞したデザインのジャージーを着用して三重ホンダヒート戦に臨んだ。

ステージでのトークショーの様子

[広告]

 昨シーズンに続き、2回目の開催となった同コンテスト。普及活動の一環で、東大阪市内の小学校10校588人の小学生が夏休みの宿題でライナーズの未来のジャージーデザインを考案し、応募した。応募作品は、昨年10月14日に開催したメルボルンレベルズ戦の試合会場に展示し、来場者が投票をしてグランプリが決定した。

 ライナーズは今シーズン、エンジと紺色のファーストジャージー、あべのハルカスをイメージしたセカンドジャージーを着用。3月17日の試合に向け、グランプリ受賞デザインのジャージーをサードジャージーとして新たに製作した。

 グランプリに選ばれたのは、東大阪市立花園北小学校6年の櫛本綾香さんの作品。櫛本さんはもともと絵を描くのが好きで、2時間ほどで完成させたという。試合開始前には、東大阪市花園ラグビー場前の噴水広場で開催するイベント「花園ハッピーパーク」のステージに、櫛本さん、サードジャージーを着用したライナーズの村田毅選手、ツポウ テビタ選手が登壇し、披露した。

 デザインについて、櫛本さんは「平和の願いを込めてデザインした。青は青空。真ん中の葉はオリーブの葉で花言葉は平和。黄色のラインは未来への光」と説明する。ステージに登壇した村田選手は「小学生とは思えない発想。これを勝ちのジャージーにしてあげたい」、ツポウ選手は「こうやって未来ジャージーを考えてくれていることに感謝しているし、プレーで彼女にもパッセンジャー(ライナーズファン)にも恩返ししたい」と話す。櫛本さんは「自分がデザインしたジャージーを着てくれてうれしい」と笑顔を見せる。

 ステージ終了後には、同コンテストを企画したライナーズのデベロップメントコーチ・普及担当のタウファ統悦さんが、櫛本さんの好きなナンバー7の背番号が入ったサードジャージーを贈呈した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース