来年4月に行われる「東大阪市制60周年大還暦祭」の第7回運営委員会が8月26日、岩田自治会館(東大阪市岩田町5)で開かれた。
来年の東大阪市制60周年に合わせて地域伝統文化のだんじりと布団太鼓台を集結させる同イベント。東大阪市の歴史と文化を市民と共有し、だんじりと布団太鼓台を次世代に継承することを目的に4月18日、東大阪市役所(荒本北1)東側と北側道路を通行止めにし、市内のだんじりと布団太鼓が集結してパレードを行う。パレード会場の近くでは、市内の飲食店や物販店の出店、河内音頭のステージなどを企画し、子どもから高齢者まで楽しめる内容を考えているという。だんじりと布団太鼓台合わせて60台、飲食店・物販店合わせて60店の参加を目標に掲げる。イベントの開催に合わせ、地域のだんじりと布団太鼓合わせて100台の写真と各町の紹介を掲載する記念誌の発行も企画。1万部ほど制作し、学校や図書館などへの寄贈と販売を予定する。
昨年4月、消防団や青年団、だんじり保存会など、地元の祭礼に携わる有志が準備委員会を発足させた。事務局長の並川昌史さんは「市制50周年の冊子を作った時にイベントを開催しようとしたが、その時は団体がそろわなかった。60周年には大規模なイベントをしたいと有志が集まり、機運が高まった」と話す。毎月準備委員会を開き、事業計画の作成や祭礼団体への説明などの準備を進め、今年3月には実行委員会を設立。実行委員長には東大阪市消防団団長の大濱進彦さんが就き、特別顧問に東大阪魅力PR大使の中村美律子さんが就任した。
「だんじりと布団太鼓は、祭りの時はそれぞれ別の地域を回っている。一堂に集まれば喜んでもらえるのでは、と企画した」と並川さん。現在は、定期的に委員会や部会を開いて調整をしながら、だんじりと布団太鼓台の参加申し込み受付、記念誌制作、協賛金の依頼などに取りかかっているという。並川さんは「昨今は人手が足りず、だんじりを売却する団体が増えている。イベントを通して、だんじりや太鼓台と触れ合ってもらい、楽しいと知ってもらいたい」と話す。