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東大阪・宮本順三記念館で「ズンゾの夏まつり」 枚岡ジャグリング部のショーも

「ズンゾの夏まつり・サーカス」

「ズンゾの夏まつり・サーカス」

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅前の「宮本順三記念館 豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6725-2545)で8月27日・28日、イベント「ズンゾの夏まつり・サーカス」が開催される。

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 1935(昭和10)年にグリコに入社し、広告課「おまけ係」のおもちゃデザイナーとして活躍した故・宮本順三さん。生誕100年企画第2弾として現在、宮本さんがデザインしたおもちゃや、おもちゃ作りの参考に海外で買い集めたおもちゃのコレクションの中から「サーカス」をテーマにしたものを集めた展示を開催している。今回は企画展に合わせ、子育て世代向けのイベントを企画した。

 同イベントでは、クラウンや雑技団をモチーフにした世界各地のサーカスを表現した玩具や、工作教室で子どもたちが作った作品を展示する企画展を見学した後、ショータイムを開催。ジャグリングの世界大会優勝者を輩出した枚岡ジャグリング部や、南京玉すだれ、皿回しなど日本の伝統芸のパフォーマーを招き、芸の披露と子どもたちの体験プログラムを用意する。

 工作コーナーでは、祭りの屋台などで販売するプラスチック面作り(27日のみ)や、折り刃式カッター「オルファ」の創業兄弟の一人である岡田三朗さんが考案した「サブローごま」の新商品「ラグビーサブローごま」作りなど、ものづくり体験もできる。

 同館を運営するおまけ文化の会では、本年度の地域まちづくり活動助成金の交付を受け、「宮本順三記念館の未来の夢と文化の駅」事業を行っており、イベント当日も茶話会を開き、子どもと博物館、遊びの環境についての意見交換も行う。

 事務局の磯田武士さんは「世代を超えて子どもから大人までが思い出を持つ『サーカス』をテーマに、見るだけでなく体感して楽しめるお祭りにしたい」と話し、来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時~。参加費は、大人800円+子ども500円(入館料、お菓子、ラグビーサブローごま制作費込み。27日のお面作りは別途1,000円が必要)。定員は各日30人(お面作りのみ10人)。参加申し込みは、電話・ファクス・メールで受け付ける。

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