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東大阪・小阪の商店街に小学生考案キャラクター 小阪城、菜の花などモチーフに

小阪小学校の児童が考案した商店街のキャラクター48点を展示

小阪小学校の児童が考案した商店街のキャラクター48点を展示

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 近鉄奈良線・河内小阪駅南側のサンロード小阪商店街で現在、小学生が考案した同商店街キャラクターのイラストが展示されている。

ラグビー、小阪城、菜の花のキャラクター

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 同商店街では毎年秋ごろ、市立小阪小学校3年生の児童を対象に、各店がどのような仕事をしているか、商店街のマップ作り、商店街の昔と今など、テーマを決めた体験学習の受け入れを行っており、昨年参加した児童らが「商店街のために何かしたい」と先生に相談。商店街のキャラクターを考えることになり、48点のキャラクターが集まった。

 始めは事前に選ばれた4点の考案者が、ヴィ・ド・フランス小阪店(東大阪市小阪本町1)の大西史祥さんにプレゼンテーション。「どれもよくできていたので貼り出してみんなに見てもらおう」と、商店街内の「小阪ママラボ」前あたりにボードを設置し、イラストを掲出した。

 モチーフは、地域の理髪店店主が廃材を集め、自宅兼店舗の上に天守閣を作った「小阪城」、司馬遼太郎さんが好きだった「菜の花」「喫茶店」、大阪樟蔭女子大学や大阪商業大学が近くにあることから「大学」、司馬遼太郎記念館、田辺聖子文学館にちなみ「本」など。各シートには、キャラクターの名前、イラスト、説明が書かれ、キャラクターの設定なども考えられている。

 大西さんは「今回は個人の意見で掲出したが、ゆくゆくは商店街として形にしていけたら。今までの体験学習では店を訪れて終わりだったが、つながりができてきたと感じている」と、ほほ笑む。

 掲出は5月8日まで。

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