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元ラグビー日本代表の大畑大介さん、「ラグビーのまち東大阪基金」に寄付

寄付金を贈呈する大畑大介さん(写真左)と野田義和東大阪市長

寄付金を贈呈する大畑大介さん(写真左)と野田義和東大阪市長

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 元ラグビー日本代表の大畑大介さんが3月19日、東大阪市役所を訪れ、野田義和東大阪市長に「ラグビーのまち東大阪基金」への寄付金を贈呈した。

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 大阪市出身の大畑さんは小学3年でラグビーを始め、東海大仰星高校、京都産業大学へ進み、日本代表選手として活躍。日本代表キャプテンを務めるなど日本のラグビー界をけん引し、2度のW杯出場を果たした。現役時代は69トライの記録を樹立し、2016年にはワールドラグビー殿堂入り。日本ラグビー界発展のため、ラグビーワールドカップ2019アンバサダーに就任し、機運醸成に取り組んでいる。

 ラグビーW杯2019観戦チケットの開催都市住民先行抽選販売が始まった19日、野田市長を訪問した大畑さんは「高校2年の時に花園ラグビー場の前回の改修工事があり、新しい花園でプレーしたいという思いの中、高校ラグビーに出場できて思い入れのある場所。世界のラガーマンの憧れの地になるのはうれしい」と花園ラグビー場の思い出を振り返り、「子どものころから自分のモチベーションだったグラウンド。吉田から田んぼを抜けて行った頃から、新しくなったスタジアムでプレーをしたいと思うようになり、世界記録を作ったのも花園。自分のラグビー人生の中で花園は離せない場所」と熱く語る。

 W杯日本開催については、「自分の国で開催されるのは一生に一度しかない。その舞台に行って観戦するのではなく、W杯の一部になってもらいたい。スタジアムに行くと、あの2時間はあっという間。行って感じないと分からない。間違いなく面白かったというものを世界の選手は表現してくれるので、ぜひ足を運んでもらいたい」と話し、「ラグビーの試合はドキドキするので、つり橋効果と同じ。恋愛成就したい人と来てもらいたい」と笑顔を見せた。

 近隣の自治体がキャンプの誘致をしていることにも触れ、「遠くの親戚より近くの他人の方が応援できる。日韓ワールドカップの時の中津江村のように、W杯を通してその国と近くなるのが大きな大会。その土地に滞在して文化を知り修学旅行のような思い出ができるものなので、選手や観戦に来る海外の人たちに普段のおもてなしをしてもらえれば」などと話していた。

 ラグビーのまち東大阪基金は、市花園ラグビー場で開催されるラグビーW杯2019の開催経費、花園ラグビー場の施設改修、ラグビーの普及・育成に使われる。12月31日までに5万円以上の寄付をした個人・法人については、同ラグビー場にネームプレートを掲出する。

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