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東大阪で「なにわ大賞」贈呈式 市民目線で選考、「あんたは偉い」とたたえる

「第21回なにわ大賞 贈呈(も~て~)式」の様子

「第21回なにわ大賞 贈呈(も~て~)式」の様子

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 東大阪市役所1階ロビーで7月28日、「第21回なにわ大賞 贈呈(も~て~)式」が開かれた。

大賞を受賞した枚岡神社の中東弘宮司

 「なにわ大賞」は、大阪府内の異業種ネットワークとして1996年に設立した「なにわ名物開発研究会」(大阪市中央区)が市民目線で「ようがんばってるな~と思う個人や団体をたたえ合おう」とするもので、1997年に1回目を開催。「大阪の名物は物だけじゃない、こんなええ人いてるんやで」と、ユニークな活動をする個人・団体を発掘し、「大阪一のいちびりさん」として表彰する。同会では、大阪弁で「賞をもらってほしい」の意味で「贈呈(も~て~)式」を毎年7月28日の「なにわの日」に開いており、過去の受賞者は180人に上る。

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 21回目にして初めて大阪市外で開いた贈呈式では9組を表彰。今年は自薦・他薦合わせて76件の応募があり、大賞には、12月23日に「注連縄掛(しめかけ)神事(通称=お笑い神事)」を斎行する枚岡神社の中東弘宮司が受賞した。同神事は1年間のさまざまな出来事を笑い飛ばし新年の開運を願うもので、宮司の呼び掛けに続き参拝客らが20分間笑い続ける。以前は宮司と氏子総代だけで行っていたが、中東宮司が着任した2009年以降は参加を一般に広く呼び掛け、メディアでの注目も高まり昨年は4000人以上が参加するまでになった。

 贈呈式では、選考委員長の森一貫・帝塚山大学名誉教授が最後の一文に「あんたは偉い」と書いた賞状を贈呈。中東宮司は「10年で5万人を動員しラグビー場との二元中継、将来は生駒山全域でみんなで笑うという構想でやってきた。今、副作用のない薬として笑いは脚光を浴びている。笑うにはコツがあり、感謝をしたらいつまでも笑っていられる」と話す。

 準大賞は工場写真の川勝親さん、なにわ語り部の会、大阪観光局長特別賞は大阪まちプロデュース、関西・大阪21世紀協会賞は4mロボットプロジェクト、東大阪市長特別賞は西川梅十三さん、なにわの匠(たくみ)特別賞は金剛組 匠会、さわやかエイジ特別賞は大阪城南短期大学 ミュージカル隊、なにわの虹特別賞はにじいろのネジプロジェクトがそれぞれ受賞した。