「第19回 あなたのおすすめ 本のPOP広場」作品展示が現在、大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)1階展示コーナーで行われている。
「読んだ本の素晴らしさを表現し、伝える力」「本を読みたい気持ちにさせる力」を活用し、多くの人に本の素晴らしさを伝え、読書のきっかけをつくろうと2007(平成19)年に始まった同企画。応募資格は大阪府内在住・通学の中学生・高校生と相当年齢の人で、漫画や新聞、雑誌、電子書籍を除く図書を対象に、ほかの人に薦めたい本のオリジナルPOPを募集した。
今年は、中学生の部609作品、高校生の部623作品の応募があり、その中から1次審査の対象となる896作品(中学生の部=439作品、高校生の部=457作品)を展示。同館総務企画課の西岡宏祐さんは「中学生は自由な発想で既存のイメージに縛られない感じのものが多く、切ったり貼ったりしたものが多い。高校生は手描きの絵が多く、文字の見せ方がうまい」と話す。
題材に選ばれている図書は映画化された小説が多く、「今年は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が断トツで多い」と西岡さん。例年通り、東野圭吾さんや住野よるさん、湊かなえさんの小説、「人間失格」「星の王子さま」を題材に選んだ作品も多く見られ、「背筋さん、雨穴さんの作品も増えてきた」という。小説が多いが、勉強法やエッセー、自己啓発本、ノンフィクションなど、さまざまなジャンルの本が選ばれており、会場では題材に選ばれた書籍を関連図書として並べる。西岡さんは「今回はいろいろなジャンルの本が集まっているので、出合いのきっかけにしてもらえたら」と話す。
同館職員による1次審査、外部審査員による2次審査で、最優秀賞、優秀賞、大阪公共図書館協会(OLA)賞、優良賞の4賞の入賞作品が決まり、その後、同館YA(ヤングアダルト)チームによるYA特別賞を選考する。11月初旬には入賞作品が分かるレイアウトに変更し、入賞作品は12月に大阪市立中央図書館(大阪市西区)でも展示する。
11月1日14時からは大阪大学名誉教授・湯浅邦弘さんを講師に招き、大阪府立中央図書館30周年記念講演会「書物の誕生−孔子が読み書きした竹簡(ちくかん)とは何か−」を開催する。受講無料。事前申し込みが必要で、10月20日17時まで受け付ける。
開館時間は9時〜19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜休館。11月8日まで。