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東大阪・瓢箪山の商店街に「ひょこタン号」 イベントや配達時に商店街PR

瓢箪山稲荷神社の前でひょこタン号を披露

瓢箪山稲荷神社の前でひょこタン号を披露

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 近鉄奈良線・瓢箪山駅南側のイナリ前商店街(東大阪市神田町、通称=ジンジャモール瓢箪山)のマスコットキャラクター「ひょこタン」をあしらった車「ひょこタン号」が2月22日、完成した。

ひょこタン号

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 ひょこタンは、1990(平成2)年に現在のアーケードを取り付けた際にデザイナーがアーケードに描いたキツネで、後に商店街のマスコットキャラクターとして使おうと名前を募集。名前がひょこタンに決まり、チラシや看板などに使うようになった。2018(平成30)年には、同商店街近くの瓢箪山稲荷神社(瓢箪山町)の行事やイベントに出演して知名度を上げようと、着ぐるみを製作。今では、地域の子どもらの人気を集めている。

 ひょこタン号は「イベント時など、ひょこタンを運ぶ時に乗せる車がなかったことがきっかけ」と、趣味の店「たからや」の店主・大東聖弘さん。「配達の少ない店はその都度カーシェアリングなどを利用しているので、商店街の車があれば組合加盟店の配達などに使ってもらえるし、走行することで商店街のPRになる」と、ひょこタン号の製作を決めた。

 当初は、ひょこタンのイラストを用いたデザインを考えていたが、何案もデザインを練り直した中から、ひょこタンの顔写真と同商店街のロゴを側面に入れるデザインに決まった。

 2019年11月には、瓢箪山駅前発着のバスが東花園駅前発着に変更。「バスがなくなって買い物をした後にタクシーで帰る人もいるので、荷物が多い人を送っていくこともできる」と、用途を広げることも検討している。

 大東さんは「これから組合員の方にも使ってもらうので、街なかで見かける機会が増えていくと思う」と期待を寄せる。

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