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東大阪「串かつちとせ」に串かつ体験プログラム ルーツ解説やレシピ伝授

「串かつちとせ八戸ノ里本店」で串かつのルーツを学ぶ

「串かつちとせ八戸ノ里本店」で串かつのルーツを学ぶ

 近鉄奈良線八戸ノ里駅近くの「串かつちとせ八戸ノ里本店」(東大阪市下小阪5)が10月1日、串かつの楽しみ方を伝授する体験プログラムの提供を始めた。

昭和前期の写真を見ながら通天閣や新世界の歴史を説明

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 同プログラムは、東大阪観光協会(荒本北1)が販売する「東大阪DMO認定ガイドによるオリジナルツアー」の一つ。同協会では昨年、国内外から来街した人に地域の魅力を伝えるプロフェッショナルガイドの育成を目的とした「DMO認定ガイド育成講座」を開講した。観光案内に必要なホスピタリティーやツアー企画造成、旅程管理、運転技術などを学び、国内旅程管理主任者の資格取得にも対応する講座で、認定ガイド登録者は東大阪市発着の観光プログラムを企画・実施できる。

 「串かつちとせ」店主の田中裕之さんは「長く商売をしてきて東大阪に世話になっているので、ちゃんと勉強をしていろいろな人に東大阪の魅力を伝えたい。串かつや店についても知ってもらえたらと受講し、資格を取った」と振り返る。

 この日行ったプログラムは「How to ENJOY 串かつ!『串かつちとせ』のマスターに教わる串かつ『いろは』」。前半は座学で、1949(昭和24)年に新世界ジャンジャン横丁で創業した同店や、新世界、通天閣の歴史について説明し、戦後間もないジャンジャン横丁で発祥した串かつのルーツや、「ソースの2度付け禁止」のルールができた背景、メニューや楽しみ方などについて話した。その後は、手に入りやすい材料に置き換え、家庭での串かつ作りのレシピを教えた。

 後半は串かつ作り体験で、参加者は好きな食材を選び、食材ごとの衣やパン粉の付け方を学んで実際に揚げる体験をした。最後は、参加者自身が揚げた串かつと田中さんの串かつの食べ比べを楽しんだ。

 参加した40代男性は「関西出身ではないので串かつの歴史を知りたくて参加し、まちや歴史と結びついた串かつ文化を学ぶことができた。自分で作ってみて難しさが分かり、店に来て食べる方がいいと思った」、30代女性は「そんな細かい部分までレシピを教えてくれるんだと驚いた。ジャンジャン横丁の詳しい話は聞いたことがなかったので、座学と串かつ作り、両方を学ぶことができてよかった。家でも作ってみたい」と話す。

 田中さんは「今回のプログラムはベースとなるもので店内だけで完結するが、今後は食と東大阪市内エリアを絡めたツアーも考えたい。子ども向けのプログラムもできれば」と意欲を見せる。

 同プログラム実施日は木曜・土曜・日曜。参加費5,000円。