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東大阪・水走の工場でアートプロジェクト始動 参加アーティスト募集

(左から)共和鋼業の森永耕治社長、LUCEさん、蘭鳳さん

(左から)共和鋼業の森永耕治社長、LUCEさん、蘭鳳さん

 東大阪・水走(みずはい)周辺エリアでものづくり企業とアーティストのマッチング企画「水走 Factory Art Project」が始動し、6月22日、参加アーティストの募集を始めた。

蘭鳳さんの過去の工場滞在制作の様子

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 東大阪市で毎秋開催している工場開放イベント「オープンファクトリー こーばへ行こう!」(以下、こーばへ行こう!)に合わせて企画した同プロジェクト。2023年から昨年までは、大阪府が大阪文化資源魅力向上事業の一環として「こーばへ行こう!」と連携し、アーティストが工場に滞在して各企業が掲げるビジョンをアート作品として創作するプロジェクト「アーティスト・イン・ファクトリー東大阪」を行っていたが、同事業が昨年で終了。これまで同事業でアーティストの受け入れを行ってきた「共和鋼業」(大阪市)が、「せっかく盛り上がってきたのに終わってしまったので、自社工場のある水走周辺エリアだけ自分たちでやろう」と企画した。

 プロジェクト始動に当たり、共和鋼業の森永耕治社長は、同社で作品を制作した書道家の蘭鳳さんに相談。アーティストのLUCEさんも加わり、実行委員会を立ち上げた。同プロジェクトでは参加企業とアーティストのマッチングを行い、工場を作品展示空間として活用したり、企業とコラボ作品制作を行ったりしながら、工場スタッフと「こーばへ行こう!」来場者とアーティストの関係構築、アーティスト同士のコミュニティーづくり、まち工場アートの文化芸術・観光コンテンツ化を目指す。

 今年の参加企業は、「大阪石材工業」(東大阪市水走3)、「オーミヤ」(同)、「弥生金属」(同)、「共和鋼業」(水走5)、「サクラテック」(川田3)、「摂津金属工業所」(加納4)、「布施精密発條」(加納5)、「畑ダイカスト工業」(西石切町6)、「水野製作所」(中石切町6)、「杉本精機」(中新開2)の10社。

 活動内容は、11月13日・14日に開催する「こーばへ行こう!」での作品展示、作品販売、ワークショップ開催などで、企業により異なる。一部企業では、端材・廃材の無償提供や制作場所の提供も行う。蘭鳳さんは「普段入ることができない工場でものづくりの現場や技術を知って視野が広がったり、加工の相談ができたりするなど、創作の幅が広がる。『こーばへ行こう!』には子どもも来るし、ほかのアーティストの作品もあるので刺激にもなる。孤独を感じているアーティスト、企業と上手につながることができないアーティストも参加してほしい」と呼びかける。森永社長は「来年以降はエリアを広げ、東大阪の工業地域をアートで盛り上げたい」と意気込む。

 参加無料。制作費はアーティストの自己負担。募集は6月30日まで。

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