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東大阪市役所で「深沢幸雄 銅版画コレクション」 市所蔵の35点展示

「深沢幸雄 銅版画コレクション」

「深沢幸雄 銅版画コレクション」

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 東大阪市役所1階多目的ホールで7月10日、東大阪市民美術センター第2回出張美術展「深沢幸雄 銅版画コレクション」が始まった。

2009年~2010年制作のカラー作品

 1924(大正13)年、山梨県に生まれた深沢さんは、東京美術学校(現・東京藝術大学)工芸科彫金部予科で学び、卒業後は中学校の美術教師として働いた。1950(昭和25)年には、高校の美術教諭として務める傍ら油彩画作品を制作。1953(昭和28)年、東京都美術館で開催する「第17回自由美術家協会展」に、200号の油彩「からたちと裸婦」が入選した。

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 1954(昭和29)年には銅版画に転向し、独学で制作を始める。メゾチント技法を中心にさまざまな技法を組み合わせた作品は、多版多色刷りによる鮮烈な色彩から国内外で高い評価を得ており、銅版画の第一人者として大きな足跡を残した。

 昨年に続き東大阪市民美術センターが主催する同ホールでの出張展示では、2010年に同センターで開催した特別展示「銅版画の名手 深沢幸雄の軌跡」の際に、市に寄贈された作品41点のうち35点を展示する。

 施設長の川端哲雄さんは「年代順に展示しているので作風の移り変わりにも注目してもらいたい。常設展示で数点展示したことはあるが一堂に見てもらえる機会はなかったので、縁があって東大阪に来たものを見てもらいたい」と話す。

 7月13日15時からは、専門職員によるギャラリートークを行う。。

 開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。入場無料。土曜・日曜・祝日休館。7月20日まで。