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大阪府立中央図書館が開館30周年 年表やベストセラーで軌跡たどる

年表や資料で30年の歩みをたどる

年表や資料で30年の歩みをたどる

 近鉄けいはんな線荒本駅近くにある大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)が5月10日、開館30周年を迎えた。

「写真でみる 大阪府立中央図書館」展示

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 大阪府立図書館は1904(明治37)年、住友家からの寄付により「大阪図書館(現・大阪府立中之島図書館)」として誕生し、1950(昭和25)年には天王寺分館(後の夕陽丘図書館)が開館。1979(昭和54)年に知事の諮問機関「大阪府文化問題懇話会」が設置され、同会の公表した提言に文化・学術の大拠点となる大図書館と小図書館ネットワークの整備が明記され、1996(平成8)年5月10日、夕陽丘図書館の蔵書および中之島図書館の蔵書の一部を移し、現在も都道府県立図書館の中で敷地面積が最も広い、大阪府立中央図書館が開館した。

 1階展示コーナーでは現在、開館30周年記念展示を開催。大阪府立図書館の年表、開館当時の中央図書館を上空から撮影した様子や館内施設を紹介する写真パネル、同館が所蔵する資料など、約80点を展示する。

 ベストセラー資料を展示するコーナーでは、前編として開館から2010(平成22)年まで各年のベストセラー上位10作と、同館での貸し出しランキングを紹介。会場にはランキングに掲載する書籍を合わせて展示し、貸し出しも行う。ガラスケースでは、大阪図書館蔵書登録番号1番の書物や、大原社会問題研究所から譲渡された「大原文庫」など、同館所蔵の資料が並ぶ。

 同コーナーでは、同館が提供するレファレンス(調査相談)サービスについても紹介する。同館総務企画課の根木田伸彦さんは「自分の読みたい本を館内で探して借りる人がほとんどだと思うが、調べ物をしたいがどう調べたらいいか分からない時にレファレンスサービスを利用してほしい。生活の中で感じる素朴な疑問についてもカウンターで聞いてもらって、そこが興味の入り口になれば。図書館のさまざまなサービスを知って利用してほしい」と話す。

 開館30年については「府民の貴重な資料をきっちりと保存し、次の世代につないでいくのが役目。その上で、皆さんの生活に役立てるニュースソースがたくさんある場所という活動を続けていきたい」と話す。

 開館時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。月曜、第2木曜休館。5月31日まで。

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