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石切劔箭神社で夏季大祭 渡御列練り歩き、病魔おはらい

みこしをかつぎ石切劔箭神社上之社の石段を上る氏子

みこしをかつぎ石切劔箭神社上之社の石段を上る氏子

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 「石切さん」の呼称で親しまれる東大阪市の石切劔箭(いしきりつるぎや)神社(東大阪市東石切町1)で8月3日、夏季大祭が始まった。

長さ7メートルの大幣でおはらい

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 江戸時代初期から続く夏季大祭は、疫病が流行した際に病魔を退散するために始まった神事で、氏子4地区のうち、その年の夏季大祭の担当氏子である1地区がみこしを担いで氏子地域を渡御する。渡御列では長さ7メートルの大幣3本がおはらいをすることから、別名「大幣(おいため)神事」とも呼ばれている。

 3日は、石切劔箭神社を出たみこしが10時ごろ、上之社(上石切町2)に到着。神幸祭を行った後、みこしは上ってきた石段を下り、大幣や太鼓台とともに丹波神社へ向かった。太鼓台が宮入する3日19時ごろが例年一番盛り上がる時間で、神社境内には100以上の屋台が軒を連ねる。4日は太鼓台が12時30分に宮出し巡行、15時には大幣神事が執り行われる予定。

 期間中は祈とうを中断する時間があるほか、「お百度参り」ができない時間もある。詳細は神社ホームページで確認できる。

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