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花園近鉄ライナーズが東大阪市長表敬訪問 新体制でトップ6目指す

(左から)向井ヘッドコーチ、飯泉ゼネラルマネジャー、野田市長、野中キャプテン、山本副市長

(左から)向井ヘッドコーチ、飯泉ゼネラルマネジャー、野田市長、野中キャプテン、山本副市長

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 NTTジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)が12月6日、2023-24開幕報告のため、野田義和東大阪市長を表敬訪問した。

歓談の様子

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 ディビジョン1昇格1年目のライナーズは昨シーズン、TOP4を目標に掲げて挑んだが、1勝15敗の最下位でリーグ戦を終えた。その後、入れ替え戦を制して1部に残留した。飯泉景弘ゼネラルマネジャーはこの日、野田市長に「昨季は最下位と不本意な成績だったが、今年は新ヘッドコーチに向井昭吾さんを招へいし、若手は7月、全体では8月からトレーニングをしている」と報告。「今季の目標はトップ6。中途半端だと思われるかもしれないが、今トップ6に入っているチームはどこが優勝してもおかしくないようなチーム。まずはトップ6に入って、次の年にはしっかり優勝争いできるチームになるという目標がある」と意気込みを見せた。

 野田市長に現時点でのチーム状況を聞かれた向井昭吾ヘッドコーチは「私が来て5カ月たったところ。来たときはけが人も多かったが、徐々にメンバーもそろってきて、開幕に向けてある程度整ってきた。ここからもっと伸びる若手選手もいるし、甲子園で毎試合スターが出てきてどんどんチームが強くなるというような予感もある。今年はディフェンスでしっかり固めて点差の開かないようなゲームで、最後まで見ていて関心を失わないようなゲームをしたいので、そのあたりを注目して見ていただけたら。市民の方やファンの方が応援してくれると得点も乗っかってくると思うので、一押しをお願いしたい」と答えた。

 野田市長から選手として手応えはあるかと問われた野中翔平キャプテンは「昨年の負けから選手層の薄さが露呈してしまったが、今年のプレシーズンで主力がいなかった時にも崩れることなく、むしろ勢いが上がったような試合もあった。チーム全体として底上げができているのでは」と自信を見せる。

 野田市長は「けがの多いスポーツなので気を付けてほしい。広報も含めて、ライナーズをしっかり応援する文化を作っていきたい。市役所に懸垂幕を掲げられるように期待している」とエールを送った。

 リーグワン2023-24シーズンは12月9日開幕。ライナーズは相模原ギオンスタジアム(相模原市)で三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦する。東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)でのホストゲーム開幕戦は12月17日の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦。

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