株式会社RECORE(本社:大阪府吹田市、代表取締役:佐藤秀平)は、セレクトショップ「着楽(ciacura)」をはじめ、アパレル・アウトドア・ホビーの専門店7店舗を展開する株式会社たまやによる、クラウド基幹システム「RECORE(リコア)」の活用事例をご紹介します。本事例では、すでにRECOREを活用している同社の導入背景と、店舗・EC運営の一元化による成果をお伝えします。
同社は、従来利用していた在庫管理システムのサービス終了をきっかけに、後継システムの検討を開始しました。海外通販(クロスボーダーEC)の強化を見据えたShopifyへの移行やPOSレジの入れ替えも背景に、店舗・EC運営に必要な機能を一つにまとめられるRECOREを選定。POS・仕入・在庫・棚卸し・EC出品などの業務を集約し、店舗とECの在庫・会員情報を一元管理することで、バックオフィス業務の効率化とカスタマーサービスの強化を実現しています。

■ 導入の背景
株式会社たまやは、三重県四日市市でアウトドア用品専門店「A-BONY」「moderate」、アパレルセレクトショップ「着楽(ciacura)」「cocorozashi」「Diffusion」「DOKODO」、ホビーショップ「FATMAMA」の7店舗を展開しています。実店舗に加え、Shopifyによる自社ECや複数のECモールを運営しています。

日がなビル 外観(写真提供:株式会社たまや)
同社は従来、店頭とECの在庫管理や棚卸しを一つのシステムで行っていましたが、サービス終了に伴い、システムの切り替えを検討することになりました。後継システムを自社向けに個別開発する案では、1,000万円単位の費用が見込まれていました。同社はこの機会に、既存の在庫管理・棚卸しだけでなく、POSやEC出品まで含めた運用全体の見直しを進めました。
同時期にはPOSレジの入れ替えも検討し、他社製品を複数試用していました。当時は自社ECをShopifyへ移行した直後でしたが、同社が比較した製品・構成では、出品システム・POS・ECをスムーズに連動させることが難しかったといいます。ハブとなる別システムを介すれば連携できるものの、複数のシステムを組み合わせることで日々の操作や管理が複雑になる点が課題でした。
■ RECORE選定の決め手
RECOREを選んだ決め手は、在庫管理・棚卸し・仕入れ・店頭販売・ECモールへの出品・店頭とECの在庫連動まで、同社が必要とする機能を一つのシステムで利用できることでした。POS単体など個々の業務に対応する選択肢は他にもあった一方、同社が比較検討した中で、必要な機能がオールインワンで揃っている点が、他社製品との違いとして高く評価いただきました。
■ 導入後の成果
- 出品作業の簡素化により、現場の負担を軽減
商品カタログを活用することで、仕入れた商品をそのまま出品する流れが整い、出品から品出しまでの作業がシンプルになりました。トイホビー業態の「FATMAMA」では、担当者によると、作業負担は体感で約80%削減されたといいます。アパレルを含む他業態でも、複数ECへの商品登録や在庫連携にかかる工数が減少。手順が分かりやすくなり、新しいスタッフに業務を教える負担も軽減されています。
- 複数ECへの同時出品で、商品登録の重複を解消
Shopify・楽天市場・Yahoo!ショッピングへの同時出品により、モールごとに商品を登録し直す手間を削減しました。従来はCSVのアップロードなどを伴う手順が必要でしたが、RECORE上の出品フローに集約。担当者からは、当該工程の作業スピードが従来の4〜5倍になったと感じているとの声が寄せられています。※1.の「約80%削減」(FATMAMAの出品・品出し関連作業)と2.の「作業スピードが従来の4〜5倍」(複数ECへの出品工程)は、いずれも株式会社たまやへのインタビューに基づく担当者の体感値であり、全店舗共通の実測値ではありません。
- 全店舗のPOSと在庫管理を統一
以前の在庫管理システムはクラウド型ではなく、RECOREへの移行によるクラウド化で操作性が向上したといいます。あわせて全店舗でPOSを統一し、レジ業務を標準化。販売から在庫同期までの流れを一本化したことで、店舗とECの在庫差異による販売トラブルが起こりにくくなりました。また、店舗とECをまたぐ会員情報の一元共有も可能になり、カスタマーサービスを強化できる体制が整っています。
- 効率化で生まれた時間を接客・情報発信へ
出品などの作業時間を削減したことで、スタッフが接客や情報発信に時間を充てられるようになりました。バックオフィス業務の効率化を、顧客との接点づくりにもつなげています。
- 導入後も現場の声をもとに運用を改善導入当初は、新しいシステムに合わせた運用の調整が必要でした。同社はその都度担当者に相談し、設定の見直しや機能改善を進めたことで、導入当初と比べて使いやすくなったと評価しています。特に、ユーザーの声を聞きながら改善する対応の早さや、担当者との距離の近さが印象に残っているといいます。

店内の様子(写真提供:株式会社たまや)
店内の様子(写真提供:株式会社たまや)
■ 株式会社たまや 取締役 西克也氏のコメント
当社では、海外通販(クロスボーダーEC)の強化を見据えてECシステムの中核をShopifyへと移行いたしました。それに伴い、複数の実店舗とECのオムニチャネル化を推進する中で、POSレジ・仕入・在庫・棚卸し・EC出品・分析に至るまでワンストップで一元管理できるRECOREを導入いたしました。
過去には複数のシステムを組み合わせて運用していたため業務が繁雑化していましたが、RECOREとShopifyおよび各ECモールとの柔軟な連携機能により、バックオフィス業務の大幅な効率化が実現しました。また、店舗とECをまたぐ会員情報の一元共有が可能になったことで、カスタマーサービスを大幅に強化できる体制が整いました。
今後は一元化されたデータを最大限に活用し、国内外のすべてのお客様に対してよりシームレスで質の高い購買体験の提供に取り組んでまいります。
■ 今後の展望
株式会社たまやは、RECOREに集約した販売・在庫データを活用し、店舗とECを横断した運営のさらなる高度化を目指します。
今後の期待として、ブランド・取引先ごとの売上や在庫の分析、発注データと商品・在庫データの連携強化などが挙げられています。海外通販の強化も見据え、国内外のお客様に一貫した購買体験を提供できる体制づくりを進めていきます。
【こんな課題をお持ちの方へ】
- 現在利用しているシステムの保守契約終了を控え、乗り換え先を検討したい
- 店舗とECの在庫をまとめて管理し、在庫差異や確認の手間を減らしたい
- 複数のECモールへの商品登録・出品作業を効率化したい
- POS・仕入れ・在庫・棚卸しを一つのシステムで管理したい
- システム同士の連携や、複数ツールを使い分ける運用の負担を減らしたい
- 店舗とECの会員情報を共有し、接客や顧客対応に活用したい
RECOREの機能や店舗・ECの一元管理について、詳しくは新品小売企業向けサービス説明資料をご覧ください。
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■ RECOREについて
RECOREは、店舗のPOSや在庫管理、EC運営、顧客管理などをまとめて支えるクラウド基幹システムです。複数店舗とオンライン販売の情報を集約し、日々の業務効率化とデータ活用を支援します。
導入企業は500社以上、導入店舗は全国1,800店舗以上。小売・リユース事業者の事業規模や運用に合わせたシステム導入を支援しています。
サービスサイト:https://recore-pos.com/
導入相談:https://recore-pos.com/contact_retail/
標準機能と外部連携で、業務に合ったシステム構成を実現
RECOREの幅広い標準機能を基盤に、必要に応じて既存の基幹システムやPOS、OMS、倉庫管理などの外部システムともAPIで連携できます。すべてのシステムを一度に置き換えることなく、既存のシステムを活かしながらデータを統合し、業務に合った構成を実現します。

RECOREが備える主な機能
上図のRECOREが担う業務・機能の詳細を、下図にまとめています。在庫管理、仕入れ、販売、EC、CRM・販促、各種マスタ管理、会計、KPI分析、在庫コントロールなどに対応しています。

■ 会社概要
会社名:株式会社RECORE
代表者:代表取締役 佐藤秀平
所在地:大阪府吹田市江坂町1丁目13番41号 江坂NKビル5F
設立:2016年10月
事業内容:小売・リユース向け基幹システムの開発・提供、EC運営支援、物流・コンサルティングなど
コーポレートサイト:https://recore-corp.jp/