9月9日の「救急の日」と9月6日~12日の「救急医療週間」を前に9月2日、「救急フェア」がサンロード瓢箪山商店街(東大阪市昭和町)開かれた。
救急を地域住民に知ってもらうことを目的に、毎年東大阪市内で開催する「救急フェア」。サンロード瓢箪山での開催は今回が初めて。当日は、商店街内での消防車と救急車の展示、子ども防火衣着装体験、心肺蘇生法・AED体験、救急クイズラリーなどを行い、各コーナーを巡った人には消防関連の景品を進呈した。親子連れや買い物に訪れた市民が参加し、胸骨圧迫やAEDの体験、スマートフォンで学ぶ「予防救急と119番通報クイズ」などを通して理解を深めていた。
親和公民館では、サンロード瓢箪山加盟店を対象にした救急救命講習会を開催。商店街の理事や店主30人が参加し、救命入門コースを受講した。実技の前には東大阪市消防局の森川雄太さんが「救急車が到着するまで約10分、心臓が止まってから救命率が1分ごとに10%下がるといわれている。胸骨圧迫とAEDの使い方の2つを覚えてもらい、救急車が着くまで頑張ってもらえたら救命率が上がる」と説明。正しく押さえることができると音が鳴るクッションを使った胸骨圧迫の練習、訓練用の人形を使ったAEDの体験、周囲にいる人との連携などを45分間にわたり学んだ。
受講した女性は「10年以上前にも講習を受けたがスタイルが変わっており、今の救命方法が分かったので参加してよかった。人工呼吸をしなくてもいいことに驚いたが、ためらうことが少なくなり、やりやすくなるだろう」と話す。
森川さんは「心肺蘇生法、AEDの使い方を覚えてもらっていたら、目の前で心臓が止まった人を助けることができる。私たちと一般市民で、呼吸が止まった人を助けていきたい」と話す。