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東大阪で熊本・大分地震チャリティーライブ 演奏者の思いとチップを被災地に

4月29日に「熊本・大分地震チャリティーライブ」を開催

4月29日に「熊本・大分地震チャリティーライブ」を開催

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 近鉄奈良線・若江岩田駅近くの「さとし食堂」(東大阪市瓜生堂1、TEL 080-6151-8336)で4月29日、「熊本・大分地震チャリティーライブ」が開かれる。

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 昨年8月にオープンした同店。オーナーのさとしさんは10代から飲食店に勤めた後、ワーキングホリデーでニュージーランドに渡り、日本食レストランに勤務。帰国後、別の仕事に就いていたときに「所属するウクレレサークルのメンバーや近所の人を招いて自宅で食事会を開いていた」というさとしさん。食事会はいつしか「さとし食堂」と呼ばれるようになり、退職をきっかけに友人たちとともに手作りで店を改装し同店を開いた。

 自身もギターやウクレレ、カホンなどを演奏するといい、同店ではウクレレユニット「Ukulele Hemahema」のリーダーでウクレレ教室の講師も務めるUke crazyさんのウクレレレッスンやミニライブ、フラダンスなどのイベントを行う「ウクレレdeナイト」やギターレッスンを毎週行っている。不定期でプロミュージシャンのライブやランチタイムの生演奏なども行い、カフェタイムにはドリンクを飲みながらウクレレを体験できる「ウクレレカフェ」を開く。ウクレレカフェの参加費の一部はユニセフなどへ募金しているという。

 これまでも寄付や義援金募金活動に協力してきたさとしさんは、今月15日に行われた「ウクレレdeナイト」をチャリティーミニウクレレライブとして開催。多くの参加者を集めた。次回のライブを企画していたところ、以前同店のライブに出演した伊藤勇さんから「チャリティーイベントを開きたい」と声を掛けられ、伊藤さん、Uke crazyさんとともに29日のチャリティーライブを企画した。

 当日は、J-POPを中心にオリジナル曲からカバー曲まで幅広い音楽を演奏する伊藤さんをはじめ、鍵盤ハーモニカ、ギター、ウクレレ、ピアノなどさまざまな楽器でさまざまなジャンルを演奏するミュージシャンが出演予定。「飛び入り参加も大歓迎」とさとしさん。「大きなことはできない小さな店だが、集まった皆さんの大きな心をしっかり届けたい」

 開催時間は18時30分~。ワンオーダー制、チャージ不要。5月3日にもチャリティーライブを予定しており、売り上げの一部と演奏へのチップを被災地に寄付する。

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