近鉄奈良線瓢箪山駅近くの瓢箪山稲荷神社(東大阪市瓢箪山町、TEL 072-981-2153)で6月30日、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が行われた。
夏越の大祓「茅(ち)の輪くぐり」は、正月から半年間の罪やけがれをはらい、残り半年の無病息災を祈願する神事。同神社によると、昔は梅雨の時期から夏にかけて疫病がはやることが多く、茅(ちがや)で編んだ輪が良いものと考えられていたことから同神事が行われているという。
同神社の茅の輪は、直径約2メートル40センチの大きな茅の輪の上に小さな茅の輪が付いている。同神社の山畑阿登視宮司は「瓢箪山にちなみ、ひょうたんの形をした八の字の茅の輪。八の字は無限大の印でもあるので、ご利益が無限大に授かれますようにとの願いを込めて八の字の形にしている」と話す。神社近くで茅の葉を刈り、神社職員と奉賛会の人たちで作っているという。
この日は、拝殿で儀式を通してはらいを行った後、白紙を人の形に切った「形代(かたしろ)」に名前を書いて体に触れさせ、半年間の罪、けがれを人形に移したものを身代わりとして火でたき上げる「大祓式」を行った。その後は、参拝者、ジンジャモール瓢箪山商店街のマスコットキャラクター「ひょこタン」、サンロード瓢箪山商店街の「ひょうたクン」が茅の輪をくぐり、身を清めた。
山畑宮司は「本日はたくさんの方にお参りいただき、拝殿に上がれないほどだった。これまでにないほどお参りいただけたことは、夏越の大祓が浸透して認知いただいたということもあると思う。皆さまの神社への関心とともに、半年のけがれをはらって、これからよりよく過ごしたいという願いの表れだと思うので、そのお助けをできたら」と話す。
同神社では7月31日まで茅の輪を設置し、7月31日にも大祓式を行う。